シボレー新型「シルバラードEV」登場!「ハマー」や「F−150」なぜいま超人気ピックアップトラックがEV化?

2022年1月、シボレーのピックアップトラック「シルバラード」のEVが発表されました。この冬には「ハマーEV」やフォード「F−150ライトニングEV」なども登場していますが、なぜいまEVなのでしょうか。

2023年春に登場 価格は約460万円から

 2022年1月に米国ラスベガスで開催されたCES(コンシューマー・エレクトロニクスショー)2022。例年、米国の自動車メーカーを中心にこの会場で新型モデルをお披露目しますが、今回のCESで注目されたのが人気のピックアップトラック、Chevrolet Silverado(シボレー「シルバラード」)のEVバージョンです。

シボレー「シルバラードEV RSTファーストエディション」
シボレー「シルバラードEV RSTファーストエディション」

 シボレー・シルバラードEV2024モデルとして世界初公開されたこのモデルは、GM自社開発の新型バッテリー「Ultium(アルティウム)」と次世代グローバルEVプラットフォームを採用するフルEVです。

 シルバラードEVは、まずはWT(Work Truck=ワークトラック)モデルと豪華なRSTファーストエディションが用意されます。

 RSTファーストエディションは4輪操舵や自動アダプティブエアサスペンションなどを装備しフロントとリアにあるモーターを介して4輪を駆動。モーターのトータル最高出力は510馬力、最大トルクは615lb-ft(約833Nm)を発生するといいます。

 4輪操舵機能により、低速での回転半径がより小さくなり、駐車場などでの取り回しが向上しています。またトレーラー走行時の高速でのハンドリングと安定性も向上します。

 EVのためフロントオーバーハングが短く、ピックアップトラックとしてはアグレッシブなデザインになっているのが特徴です。同時に室内空間が広くなるため、身長6フィート(約183cm)を超える人でも後席でゆったりと座れるといいます。

 新型シルバラードEVは、2023年春に米国市場に導入される予定です。WTモデルが3万9900ドル(日本円で約460万円)、フルスペックのRSTファーストエディションが10万5000ドル(約1205万円)となります。一充電での航続距離は両グレードとも400マイル(約644km)とされています。

 この2グレードはすでにオンライン予約が始まっています。

 その後、車両価格が約5万ドル(約573万円)、6万ドル(約688万円)、7万ドル(約803万円、8万ドル(約918万円)とさまざまな価格帯のモデルを用意する予定となっています。

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