東京湾アクアライン「普通車800円」4月以降も据え置き? 3年ぶり料金見直しへ
東京湾アクアラインの通行料は、ETC搭載の普通車が800円ですが、2022年3月でその期限を迎えます。4月以降も継続するという報道もありますが、どうなるのでしょうか。
2009年から続く「普通車800円」
東京湾アクアラインの通行料について、政府と千葉県が2022年4月以降も現行の「普通車(ETC搭載車)800円」で維持する方針を固めたと、読売新聞が1月25日に報じました。
東京湾アクアラインは、神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ長さ約15kmの有料道路で、1997年に開通。
東京湾に浮かぶ木更津人工島(海ほたるPA)を境に、川崎側は海底トンネル(アクアトンネル)、木更津側は橋(アクアブリッジ)で構成されています。
普通車の通行料金は、開通当初は4000円でしたが、2009年に社会実験としてETC車を対象に800円とする大幅な引き下げが実現。その後、期間は繰り返し延長され、消費税率の引き上げなどがありましたが暫定的な料金は維持されたまま現在に至ります。
2019年度からは国土交通省と千葉県で3年ごとに協議することになっており、2022年の今年はその年にあたります。
通行料の据え置きは、千葉県の熊谷俊人知事が国交省と近く協議し、正式決定すると報じられています。
なお、東京湾アクアラインをはじめ千葉県内の道路整備などを担当する県の道路計画課は26日現在、「料金据え置きの件については、現時点ではまだ何も決まっていません。知事と国交省が協議する件もまだ承知していない状況」と回答しています。
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