日本で1番売れたクルマはトヨタ? 小型車・SUVと異なる仕様備える「ヤリスシリーズ」の強みとは
同じくカローラシリーズはどのような内訳だった?
2021年登録車販売台数(自販連)の3位にランクインしたカローラもヤリス同様にシリーズとして展開されています。
現在、国内展開されているモデルは、12代目となる2018年に発売された「カローラスポーツ(ハッチバック)」、2019年に発売された「カローラ(セダン)」、「カローラツーリング(ワゴン)」、そして2021年に発売された「カローラクロス(SUV)」です。
さらに先代の11代目として「カローラアクシオ(セダン)」、「カローラフィールダー(ワゴン)」がビジネスユーザー向けに併売されており、トヨタによるとそれらの内訳は次のようになっています。
●12代目
・カローラスポーツ:1万3030台(ガソリン3820台/ハイブリッド9210台)
・カローラ:1万1770台(ガソリン4050台/ハイブリッド7720台)
・カローラツーリング:4万0530台(ガソリン9240台/ハイブリッド3万1290台)
・カローラクロス:1万7780台(ガソリン2780台/ハイブリッド1万5000台)
※カローラクロスは2021年9月から12月のみ
●11代目
・カローラアクシオ:1万0100台(ガソリン6160台/ハイブリッド3940台)
・カローラフィールダー:1万5520台(ガソリン7480台/ハイブリッド8040台)
合計:10万8730台(トヨタ調べ)/13万4801台(自販連)
このように現在のカローラシリーズにおいては、カローラツーリングがその販売をけん引していますが、4か月(9月から12月)で1万7000台以上を記録したカローラクロスの動向も気になるところです。
カローラシリーズの販売動向について、トヨタの販売店は次のように説明しています。
「カローラシリーズは、個人/法人含めてさまざまなお客さまから支持されています。
とくに、カローラツーリングは最近では減りつつある国産ワゴンの少ない選択肢として選ばれる傾向があるようです。
また、カローラクロスに関してはコロナ禍という状況ながら好調となり、ヤリスクロスとRAV4(ハリアー)の間を埋める使い勝手重視のSUVということもあり、こちらも好調といえます」
※ ※ ※
ヤリスとカローラというシリーズは、ともにユーザーの需要を鑑みた異なるボディタイプの「ちょうどいい」モデルをラインナップすることで、ユーザーから支持されているようです。
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- トヨタ ヤリス
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- 新車販売価格:139.5~252.2万円
- ボディタイプ
- コンパクトカー
- 販売年月
- 2020年02月~生産中
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