丸目な激カワ軽トラ「ELEMO-K」お披露目! 特別なスワップスタイル展開か EV軽トラ市場に期待!

オートサロンには試作仕様のELEMO-Kが展示されていた

 今回の東京オートサロン2022では、三栄が運営する自動車メディア「モーターファン」が幕張メッセ 北10ホールにて展開したブースにて、ELEMO-Kが展示されました。

 モーターファンのブースではELEMO-K以外にも、ヒョンデの燃料電池車「ネッソ」や、CFRP製品を手掛ける「東レ・カーボンマジック」が手がけたコンセプトモデルも展示されました。

 HWエレクトロの蕭偉城CEOによると、当初は東京オートサロン2022への出展の予定はなかったものの、ブースの出展者側からの提案で実車の展示が実現したといいます。

東京オートサロン2022でお披露目された「ELEMO-K」の「HWE-KJスワップ」仕様
東京オートサロン2022でお披露目された「ELEMO-K」の「HWE-KJスワップ」仕様

 また、実際に展示されたELEMO-Kは、通常のELEMOにも存在しない荷室を搭載していましたが、これはHWエレクトロが独自に開発した「HWE-KJスワップ」というスタイルです。

 このまったく新しい荷台は、ロック装置を解除し、フォークリフトのツメを差し込むことで、荷台ごとスワップが可能となります。

 まだ試作段階であり、今後は開発とクオリティの向上をおこないながら、最終的には商品化を目指すとのことです。

 日本導入の決め手となった東京オートサロン2019にて受けた来場者からの反応を大きく超えて今回の出展ではポジティブな意見が多数聞かれたそうで、「EV商用車」の知名度向上も感じられたと蕭偉城CEOは振り返ります。

 自由なカスタマイズ性のみならず、ラストワンマイル配送やキッチンカー、農業・漁業での運搬、工事現場での資材運搬、敷地内のパトロール、そして災害時の電力供給源など、ドローンと組み合わせれば無限に広がる活躍シーンにも対応できる使い勝手の良さ。

 さまざまな特徴を兼ね備えるELEMOは東京・南青山6-2-7にて国内初となるショールームも2021年12月にオープンさせ、より一層身近な存在となりました。今後ますます目にする機会が増えることでしょう。

 また、HWエレクトロは2022年後半からはより多くのニーズに対応するためにHWエレクトロ独自の小型EV商用車を展開していく計画だといいます。

 日本におけるEV商用車市場を切り拓いていく同社の今後には、自動車業界はもちろん、物流や運送、移動販売、そして農業の世界からも大きな期待が寄せられています。

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Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト

下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。

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