「もちもちほっぺ」だけどマフラーは本気3本出し! 披露されたホンダ新型「シビックタイプR」の評判は?
ホンダの新型「シビックタイプR プロトタイプ」が、東京オートサロンで世界初公開されました。カモフラージュされた外観だけの披露でしたが、インターネットユーザーはどのような印象を持ったのでしょうか。
公の場で実車を初めて披露
ホンダのスポーツカーの新型「シビックタイプR プロトタイプ」が、2022年1月14日、東京オートサロン(千葉市美浜区)の会場で世界初公開されました。
これまでニュルブルクリンク(ドイツ)でのテスト前の画像や、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)でのテスト風景が公開されていましたが、公の場で実車が披露されるのは今回が初めてです。
新型シビックタイプRに対して、インターネットユーザーはどのような印象を持ったのでしょうか。
シビックタイプRは、「NSXタイプR」「インテグラタイプR」に続くタイプRシリーズ第3弾として、6代目「シビック」をベースとした初代が1997年に登場。
現行のシビックタイプRの5代目(FK8型)は2017年に発売され、2020年にはマイナーチェンジもおこなわれています。
今回披露された新型シビックタイプR プロトタイプは、2021年にフルモデルチェンジした11代目シビックがベースです。
外観は歴代のシビックタイプRをモチーフにしたイラストでカモフラージュされていますが、先代同様に標準車とは異なるタイプR専用のフロントグリル、フロントバンパーを採用しており、全体的にスタイリッシュな印象です。
サイドは、先代に続き空力を意識したサイドスカートを装着しています。
タイヤは265/30ZR19サイズのミシュラン「パイロットスポーツ4S」を装着。従来モデルの「FK8型」では245/30ZR20サイズのコンチネンタル「スポーツコンタクト6」でしたが、新型はブランド変更、1インチサイズダウン、そして幅が20mm拡大されました。
フロントバンパー下部に配置されたインタークーラーは、FK8型と同様のレイアウトとなっています。
リアウイングはアルミ製と思われるステーによって支えられるタイプで、「バナナウイング」に近い湾曲した形状です。断面形状から察するとハイダウンフォースを得るというよりも、車体後方の気流を抑える効果を重視しているのかもしれません。
SNSでは、ホンダが披露した新型シビックタイプR プロトタイプに対し、「カモフラでもかっこよく見える」「もちもちのほっぺでかわいい」「昔のスカイラインみたい」といった感想が寄せられています。
このほか、「シンプルだけど3本出しマフラーとか本気なの好き」「ほぼ4ドアクーペスタイルで綺麗にまとまってて好き」といった好感触の声の一方で、「リアウイングの後付け感が残念……」といった指摘も見られました。
また「問題は価格」との意見もあり、今後の情報に期待を寄せる人もいました。
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今回のプロトタイプでは、内装や詳細なスペックなどは明らかにされませんでしたが、新型シビックタイプRの正式発表は2022年中に予定されています。
シビックタイプRの開発責任者である柿沼秀樹氏は「このプロトタイプは、すでに市販の状態にかなり近い仕上がりで、市販までの達成度はほぼ100%といっていいでしょう。現在は走行テストによる最終確認という段階です」と明かしています。
どこで生産するんだろうな?
寄居だったら良いなぁ…