世界初の公道走行! 斬新顔なトヨタ新型SUV「bZ4X」に年明け早くも熱視線集まる 2022年年央発売へ

第98回箱根駅伝の大会本部車として公道を走行したトヨタ新型SUV「bZ4X」は、どのような特徴を持つEVなのでしょうか。

スバルとの共同開発で登場

 トヨタは、2021年1月2日・3日におこなわれた第98回箱根駅伝に大会関係車両を提供し、新型EV「bZ4X」を大会本部車として世界で初めて公道で走行させました。

 2022年の年央に発売が迫る新型bZ4Xですが、どんなクルマなのでしょうか。

日本で公道初走行したトヨタ新型「bZ4X」(撮影:くるまのニュース編集部)
日本で公道初走行したトヨタ新型「bZ4X」(撮影:くるまのニュース編集部)

 新型bZ4Xの情報について、トヨタは2021年10月29日に詳細を公表しています。

 ボディサイズは全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm、ホイールベースは2850mm。スバルと共同開発したEV専用プラットフォームを採用し、低重心・高剛性な設計を実現しています。

 外観は、ロングホイールベースと四隅に配置したタイヤを活かした伸びやかなプロポーションが特徴。フロントフェイスはいわゆるグリルレスデザインを採用し、先進性が強く感じられるデザインです。

 一充電走行可能距離(WLTCモード)は2WD車で500km前後、4WD車で460km前後。駆動用モーターは、2WD車がフロントに1基(最大出力150kW)、4WD車がフロントとリアに1基ずつ(それぞれ最大出力80kW)搭載されました。

 4WD車にはスバルの四輪駆動制御技術「X-MODE」が採用(トヨタ初)され、SUVらしい走破性も期待されます。

 また、トヨタ初採用の装備としてステアバイワイヤシステムと異形ハンドルを組み合わせたワンモーショングリップ(当初は中国市場向け、その後他市場向けにも順次を設定)、トップマウントメーター、ダイヤル式シフトなどが採用されました。

 新型bZ4Xは2022年年央から、日本だけでなく北米、中国、欧州など各地域に導入される予定となっており、発売に向けて期待が高まります。

 それではここでクイズです。

 トヨタは新型bZ4Xのタンデムディスタンス(前後シート間距離)として「●セグメントセダン並み」の空間を実現したと明らかにしています。その広さに関する正しい表記は、次のうちどれでしょうか。

【1】Bセグメントセダン並み

【2】Cセグメントセダン並み

【3】Dセグメントセダン並み

【4】Eセグメントセダン並み

※ ※ ※

 正解は【3】の「Dセグメントセダン並み」です。

 EV専用プラットフォームの採用などにより、新型bZ4Xでは1000mmのタンデムディスタンスを確保。

 Dセグメントセダンに匹敵する広さを実現したほか、足元の広さ(レッグルーム)も、前後ともミディアムセグメントSUVクラストップレベルに相当するということです。

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