軽量スポーツカーの雄 ロータス「エリーゼ」26年の歴史に幕! 3モデルの生産が終了
英国ロータスは2021年12月22日、「エリーゼ」「エキシージ」「エヴォーラ」の生産を完了したと発表しました。
2022年からは新型モデル「エミーラ」を生産
英国ロータスは2021年12月22日、「エリーゼ」「エキシージ」「エヴォーラ」の生産を完了したと発表しました。
同日、ロータスのヘテル工場において、設計やエンジニアリング、組み立て、販売に従事した多くのチームと一緒に記念撮影がおこなわれました。
エリーゼは1996年から26年間生産され合計3万5124台、エキシージは2000年から22年間生産され1万497台、エヴォーラは2009年から13年間生産され6117台がラインオフしました。3モデルと合計すると、26年間で合計5万1738台が生産されたといいます。
この数字はロータス73年の歴史のなかで、総生産台数のほぼ半分を占めるといいます。
さらにヘテル工場では、エリーゼやエキシージと共通するロータスの小型車プラットフォームを用いた、オペル「スピードスター」/ボクスホール「VX220」(2000年から2005年。合計7200台)や、テスラ「ロードスター」(2007年から2012年。2515台)も過去に生産されました。
ロータスカーズのマネージング・ディレクター、マット・ウィンドル氏は「過去26年間、エリーゼ、エキシージ、エヴォーラのすべてのお客さまの情熱や熱意、サポートに心から感謝いたします。これらのユーザーは、私たちの“3つのE”に真のステータスを与えています。最後のクルマに別れを告げるとき、新たな章へと向かいます。今後登場するエミーラとエヴァイヤを楽しみにしています」とコメントしています。
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今後、ヘテル工場の組立ラインは新型「エミーラ」を生産する最先端の設備に置き換えられるといいます。この新型エミーラは、ロータスとして最後のガソリン車となる予定です。
エミーラの生産は2022年春に開始予定で、半自動化のラインは1シフトで年間最大5000台を計画しています。
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