軽ナンバーなぜ「真ん中」じゃない? 運転席側の配置多し! 一部では「真ん中」採用と異なる理由とは
ホンダ「N-BOX Custom」はズレが修正された? なぜ?
ホンダの軽自動車「N-BOX/N-BOX Custom」は、これまでナンバープレートの位置が助手席側に配置されていました。
しかし、2020年12月のマイナーチェンジの際に、N-BOX Customはナンバープレートの位置をフロント中央部に変更しています。
その理由について、開発担当者は「ナンバープレートの位置を変更したのは、従来モデルよりもラジエーターに空気を取り込む量が確保できたため」と説明していました。
また、2019年にデビューした日産「デイズ」もナンバープレートは車体の中心に装着されており、このことについて、日産の広報担当者は以下のように説明します。
「軽自動車の枠を超える上質感を目指した新型デイズは、軽自動車特有のオフセットされたナンバー位置ではなく、普通車(登録車)と同様にセンターに配置するよう開発が進められました。
ラジエーターの位置は従来の軽自動車と同じく助手席側に配置されていますが、フロントグリルの形状を工夫することで、デザインを損なうことなくラジエーター冷却の課題を解決しています」

このように、軽自動車のナンバープレートの位置は、ラジエーターの冷却と深く関連していますが、SNSでは「軽自動車のナンバーオフセットちょっとダサい」「真ん中にあったほうがデザイン的に良くない?」という声も見られます。
このようなユーザーの声に加え、軽自動車と普通車の立ち位置が近づいてきたことを考えると、今後デイズのようにナンバープレートを中心に取り付ける前提で開発が進むモデルも増えていくのかもしれません。
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ちなみに、EVの場合はガソリン車のようにエンジンが搭載されておらず、グリルレスデザインを採用するモデルも存在します。
今後、グリルレスが増えることにより、新たなナンバープレートの取り付け位置が出てくる可能性もあり得ます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。


























