高級ミニバン、ホンダ新型「エリシオン」発表! アルファード猛追に向け6年ぶり刷新! 六角形グリル強調し、中国で発売!

加熱する中国のミニバン市場。人気はトヨタ「アルファード」か

 パワートレインはマイナーチェンジ前と変わらず、LFB型2リッター直列4気筒i-VTECエンジンにi-MMDシステム、そしてe-CVTを組み合わせたハイブリッドとなっています。

 中国でのミニバン市場は加熱の一途を辿っています。

 高級ミニバンはトヨタ「アルファード」や「ヴェルファイア」、LM、GL8 アヴェニールが主に人気がありますが、そのなかでもアルファードは別格の人気を誇っています。

 価格帯が少し下の、どちらかというとファミリー向けミニバン市場も新たなモデルが続々と参入しており、トヨタは2021年11月に中国向けに初めてシエナを投入しました。

 さらに、ヒュンダイからは新モデルのクスト、そしてフォルクスワーゲンからはヴィロランなどのミニバンが投入されています。

2列目には高級感漂うキャプテンシートが採用されている新型「エリシオン」(画像:東風ホンダの公式SNSより)
2列目には高級感漂うキャプテンシートが採用されている新型「エリシオン」(画像:東風ホンダの公式SNSより)

 今回、姉妹車のオデッセイと共に競合他車に対して少し隠れがちなエリシオンですが、今回のマイナーチェンジを機に巻き返しを図っていく狙いでしょう。

 なお、「隠れがち」といっても中国におけるエリシオンの販売台数は2021年第三四半期(6-9月)で1万3053台、同じくオデッセイは1万4082台。

 日本でのオデッセイの販売台数は同時期で4826台、2020年の1年間では9717台の販売台数でした。

 一時期は年間10万台以上の販売台数を誇ったオデッセイですが、現在は最盛期の1割以下。

 日本では2021年末でオデッセイの販売終了が発表されています。

※ ※ ※

 マイナーチェンジモデルの販売価格はまだ発表されていませんが、マイナーチェンジ前が29万4800元(邦貨換算:約527万8000円)から32万8800元(約588万7000円)となっているので、そこから大きく変わることはないと考えられます。

ホンダ・エリシオン のカタログ情報を見る

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Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト

下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。

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