2021年12月10日時点では、インターネットネットやSNS上において新型ノア／新型ヴォクシー＆新型ステップワゴンが話題となっています。

　そうしたなかで、国産ミニバン市場かつミドルサイズジャンルでは日産「セレナ」の存在も忘れてはいけません。

　セレナは、1991年に初代が「バネットセレナ」として登場。1994年のマイナーチェンジにて「セレナ」へと車名が変更されました。

　その後、1999年に2代目、2005年に3代目、2010年に4代目、2016年に現行となる5代目が登場しています。

　また、5代目では2018年に日産の電動パワートレイン「e-POWER」を搭載したセレナe-POWERを追加し、販売台数を大きく伸ばしました。

　2021年上半期（1月-6月）の登録車販売台数では、全体8位にヴォクシー（4万1101台）、全体11位にセレナ（3万2283台）、全体16位にノア（2万5229台）、全体17位にステップワゴン（2万1262台）となっています。

　どのモデルもいわゆるモデル末期といわれる状況ながら、安定的な販売台数を誇っていますが、新型ノア／新型ヴォクシーや新型ステップワゴンが発売されれば、台数の増加は確実です。

　そうなれば、セレナの売れ行きに影響が大きく出ると予想されますが、次期型となる6代目こと新型セレナの登場はいつになるのでしょうか。

　日産の販売店は次のように話しています。

「一部では2022年に登場するのではないかといわれていますが、現段階で新型セレナの登場がいつなのか、情報はありません。

　ただ、新型ノア／新型ヴォクシーが公開された後にお客さまから『新型セレナはいつでるのか』というお問合せは頂いております。

　さらに、新型ステップワゴンも出てくるため、そのような問合せは増えそうな予想はしています」

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　今回、新型ノア／新型ヴォクシーと新型ステップワゴンのティザーサイトがほぼ同時に公開され、2022年の年明けからまさにド直球のライバル対決が繰り広げられることが予想されます。

　その際に、セレナがどのような形で後追いをしてくるのか、今後の国産ミニバン市場から目が離せません。