スズキ新型「アルト」7年ぶり全面刷新! 42年史初のマイルドHV採用! 軽セダン市場低迷も94万円から投入!
スズキは同社を代表する軽自動車となる新型「アルト」を発表しました。初代誕生から42年目で9代目となる新型アルトにはどのような特徴があるのでしょうか。
マイルドハイブリッド初採用! 新型「アルト」発表!
2021年12月10日、スズキは軽乗用車の新型「アルト」を同月22日に発売することを発表しました。
今回の新型アルトは、7年ぶりのフルモデルチェンジを遂げた9代目となりますが、どのような進化を遂げているのでしょうか。
アルトは、1979年5月に運転のしやすさ、使い勝手のよさ、経済性の高さ、手の届きやすい価格設定の実用的なモデルとして発売され、軽自動車の新しい市場を切り拓いたモデルです。
発売以来、時代にあわせて機能、性能を進化させ、42年、8代にわたり多くのユーザーに親しまれ、国内累計販売台数は約526万台となり、スズキを代表するモデルとなります。
新型アルトのパッケージングでは、先代アルトに対して全高50mm、室内長45mm、さらにフロント・リアのヘッドクリアランスなどを拡大することで快適な室内空間を実現するとともに、フロントドア開口高を20mm拡大し乗降性を向上。
エクステリアデザインは、「気軽」「安心」「愛着」をコンセプトに、丸みを帯びた柔らかいフォルムかつ立体的な断面にこだわったほか、フロントマスクには、LEDヘッドライトと一体感のあるメッキバンパーガーニッシュを採用しました。
インテリアは、エクステリアと同じく「気軽」「安心」「愛着」をコンセプトとし、毎日乗っても飽きのこないデザインとしています。
インパネとドアトリムに落ち着きのあるネイビーカラーしたうえ、デニム調のシート生地にすることで、質感の高さや居心地の良さを表現しました。
また、機能面ではスズキ国内初となる7インチディスプレイオーディオを採用し、車両情報やバックアイカメラ、全方位モニターの情報を確認出来ます。
さらに、スマホやヘッドアップディスプレイとの連携することでよりドライバビリティを向上させました。
安全面では、予防安全技術「スズキセーフティサポート」を全車標準し、夜間の歩行者に対応するステレオカメラ式の「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめとした機能を備えています。
昨今の軽自動車市場やアルトについて、スズキは次のように話しています。
「1979年に登場した初代アルト以降、軽自動車市場はどんどん拡大し続けてきましたが、近年ではアルトのような軽セダンのような市場は縮小傾向の厳しい状況です。
それでもスズキは『毎日、自由に移動したいお客さま』のためにこの軽セダン市場を大切に守り続けたいと考えています。
新型アルトは、親しみやすいデザインや低燃費を実現するマイルドハイブリッドの採用、最新の安全装備などを採用しつつ、いずれもアルトの原点に立ち返り、『毎日乗るのはアルトが良い』と指名していただけることを目指しました」
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