新型コロナ禍の影響もあり、近年日本でもキャンピングカーがブームになりつつあります。

　そんななか、ドイツの「ストーンオフロードデザイン」は、本格的な悪路走破性を兼ね備えた豪華なキャンピングカーを発表しています。どんなクルマなのでしょうか。

　ストーンオフロードデザインが発表した「ライズ4×4」は、メルセデス・ベンツの多目的作業車「ウニモグ」をベースに開発されたキャンピングカーで、ボディサイズは全長6900mm×全幅2480mm×全高3900mmです。

　高い全高やオフロードタイヤのインパクトが強烈な外装とは対照的に、内装はモノトーンを基調としたモダンなデザインで、高級ホテルを思わせる落ち着いた車内となっています。

　テーブルや床、壁に大理石が使用されているほか、照明にシャンデリアも備えていて、「一度は泊まってみたい」と思わせるゴージャスさも特徴的です。

　ルーフにはソーラーパネルが設置され、そこから電力を供給することが可能。冷蔵庫・冷凍庫やバスルーム、テレビをはじめとした各種設備もあり、快適に過ごすことができます。

　搭載されるパワーユニットは高出力版（6気筒、400馬力）と低出力版（4気筒、231馬力）の2種類です。

　高出力版の価格は89万9900ユーロ（日本円換算で約1億1152万円、1ユーロ128.06円で計算）に設定されます。