日産の人気コンパクトカー「ノート」を買える条件は? 1番人気「Xグレード」は購入にいくらかかる?
ノート Xグレードを購入するには年収いくら必要?
では、そんなXグレードを購入するためには、年収いくらが必要になるのでしょうか。
まず、「クルマの価格は年収の50%」という一般論に当てはめると、一括で支払う場合には、最低でも約540万円の年収が必要になりそうです。
では、ローンを活用して分割払いで購入する場合はどうでしょうか。
ローンでの支払い見積もりは、日産の公式サイトからおこなうことができます。
実質年率を4.9%として、頭金なしの36回払いでは月々7万9900円、60回では5万200円です。
月収の20%をクルマの支払いに充てると想定すると、36回払いでは約40万円、60回払いでは約26万円の月収があれば、比較的余裕を持ってノートを購入できるでしょう。
これを年収に当てはめると36回払いの人は約500万円、60回払いの人は約320万円の年収があればノートの購入に手が届きそうです。
国税庁が公表する、2020年の「民間給与実態統計調査」によると、勤続1年から4年までの日本人の年収は、男女平均で315万円となっており、60回払いまで分割にすれば若い人でもノートXグレードの購入も難しくはないといえます。
一方、最近利用する人が増えている残価設定型ローンを活用した場合ではどうでしょうか。
実質年率4.9%、頭金なし、月間1000kmほど走行すると考えると、36回払いでは5万5800円、60回払いでは3万9800円が毎月の支払額となります。
前述のように、月収の20%をクルマの支払いに充てる場合、36回払いは約28万円、60回払いは約20万円の月収があれば、無理なくノートを購入できるでしょう。
年収では、36回払いの人は約350万円、60回払いの人は約260万円が目安となり、新卒社会人の初任給でも手が届くほどの価格といえます。
※ ※ ※
ノートのようなコンパクトカーは、ファミリー層や高齢ドライバーにはもちろん、若い世代にも人気があります。
駐車場代や任意保険料、そのほか維持費などを考慮する必要がありますが、残価設定型ローンを活用することで、まだ勤続年数が短い若い世代でも、無理せずノートを購入できるといえそうです。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。