800万円のトヨタ「ランクルGR SPORT」がスゴい! 理想的な年収はどのくらい? 憧れを手に入れる条件とは
800万円を超えるランドクルーザー 年収いくら必要?
では、実際にGR SPORT(ディーゼル仕様)を購入したい場合、年収はどのくらい必要になるのでしょうか。
「クルマの価格は年収の半分」という一般論からすると、ランドクルーザーGR SPORT(ディーゼル仕様)の購入には、およそ1700万円の年収が求められます。
国税庁が公表している「民間給与実態統計調査」では、2020年では年収1500万円から2000万円を超える人は全体の0.7%となっており、1%にも満たないほどです。
そうなると、GR SPORT(ディーゼル仕様)の購入は、平均的な年収では難しいように感じられます。
一方で、トヨタの公式サイトから、ローンを利用した分割払いで見積もりを算出すると、実質年率5.5%で頭金なしの場合、月々の支払いは、36回払いでおよそ25万円、60回払いでは16万円ほどになります。
手取り月収から20%をクルマの支払いに充てることができると想定すると、税金や諸経費も込みで、36回払いでは130万円程度、60回払いでは85万円程度の手取り月収が必要になります。
また、残価設定型ローンにして考えると、実質年率は4.9%となり、36回払いでは月々およそ10万円、60回払いでは9万円となります。
通常のローンの場合と同様に、手取り月収の20%をクルマの支払いに充てられるとすると、税金・諸経費も考慮して、36回払いでは55万円程度、60回払いでは50万円程度の手取り月収が最低限のボーダーラインとなります。
そのため、年収にして800万円から1000万円前後の年収があれば、ランドクルーザー GR SPORTを無理なく購入することはできるといえそうです。
この背景には、国産車トップクラスといわれるランドクルーザーの残価率の高さがあります。
トヨタ販売店の営業担当者によると、現在ランドクルーザーの残価率は、ガソリン仕様の場合、3年で70%・5年で56%です。
ディーゼル仕様の場合、3年で67%・5年で53%となっており、リセールバリューの高さが相当なものであることがわかります。
最近では、車種に限らず、残価設定ローンを利用してクルマを購入する人も多く見られ、クルマの購入の仕方としては一般的にもなってきています。
ランドクルーザーについては、購入時に「輸出防止事前チェックシート」といった書類が用意されており、車両登録後1年以内の転売はおこなわないことを確認するなどの特別な条件が必要とされているようです。
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ランドクルーザーの納期については、トヨタ公式ホームページにて、「今からご注文いただく場合の納期は2年以上となる見込みです」と記されています。
前出の担当者もランドクルーザーの納期については、「現在はグレードに限らず、2年以上の納期が見込まれており、試乗車なども少ないのが現状です」といいます。
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- トヨタ ランドクルーザー
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- 新車販売価格:510~760万円
- ボディタイプ
- SUV・クロカン
- 販売年月
- 2021年08月~生産中
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