新車買うなら月初に登録すべき! 地味だけど値引きよりもある意味確実? 1円でも安さ求める秘策とは

「月初に登録」には注意点も?

 ただ、この「裏ワザ」を使うにはいくつかの注意点があります。

 まず、ユーザー側から「登録日」を調整するのはそれほど簡単ではないという点です。「登録日」とは、販売店で書類をサインした「購入日」とは異なります。

 仮に展示車両などの在庫車を購入したとしても、実際に登録、つまり各行政機関に書類を提出し、ナンバープレートを受け取って装着するまでには一定の時間がかかります。

 また、担当しているほかの顧客の都合などもあるため、自身のクルマの登録日だけを指定の日に調整するのは難しい場合も少なくありません。

 また、最近では、ほとんどの新車の納期が不安定かつ長期化していることもあり、登録日を柔軟に対応することが難しくなっているといわれています。

 加えて、輸入車に関しては、国産車と登録の段取りが異なるため、より登録日の調整が難しい場合があります。

 登録日は納車日とも関係するため、納車日を調整する際に相談してみる程度にとどめ、決して無理強いすることにないようにしなければなりません。

販売店によってさまざまなお得キャンペーンを実施している
販売店によってさまざまなお得キャンペーンを実施している

 販売店や営業担当者側の事情によっては、月末のほうが値引きをしてくれやすい場合もあります。

 例えば、四半期末や半期末、年度末といったタイミングでは、その月末までに一定の台数を販売すれば報奨金がもらえるという販売店や営業担当者もいるかもしれません。

 そうした場合は、月内に登録することで最大限のサービスを引き出せる場合もあります。

 このように考えると、登録日を無理に調整するのではなく、あくまでもちょうどいいタイミングで登録できたらラッキー程度に考えるほうが無難でしょう。

※ ※ ※

 クルマの購入は大きな買い物であり、その後のカーライフが楽しみであるからこそ、購入までにいろいろ悩むものです。

 お得に買えたらうれしいのはもちろんですが、販売店との今後の関係なども考慮し、決して無理強いしないようにしましょう。

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Writer: PeacockBlue K.K. 瓜生洋明

自動車系インターネット・メディア、大手IT企業、外資系出版社を経て、2017年にPeacock Blue K.K./株式会社ピーコックブルーを創業。グローバルな視点にもとづくビジネスコラムから人文科学の知識を活かしたオリジナルコラムまで、その守備範囲は多岐にわたる。

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