あなたは軽購入で何を重視? パパママが考える軽自動車購入の決め手とは
こどもりびんぐのリサーチ事業を行うシルミル研究所は、子育て世帯が選ぶ軽自動車についての調査をおこないました。購入時にはどういった部分を重視しているのでしょうか。
子育て世帯はどこを見る?軽自動車を買う上で重視するポイントとは
日本独自の規格となる軽自動車。最近では、新車販売の4割を占めるほどに成長しているジャンルです。
では、ユーザーは軽自動車の購入に関してどのような部分を重視するのでしょうか。
今回、ママ・パパを対象に軽自動車に関する調査をシルミル研究所がおこないました。
この調査で回答した全国の子供がいる452人(男性20.4%、女性79.6%)のうち、自家用の所有経験があるのは380人で、軽自動車を所有していた経験がある人は55.5%と半数以上を占めています。
軽自動車の利用目的について、「買い物」が82.9%、「子供の送迎」が59.2%、「レジャー」が47.4%が上位となり、このほか急病などの緊急時や雨天時の移動なども挙げられました。
利用頻度は毎日と回答した人が60.2%と、過半数以上のユーザーが、多くの頻度でクルマを利用していることが分かります。
軽自動車の購入のきっかけについて、実際に軽自動車を所有しているユーザーからは、「出産を機に自動スライドドアの車が欲しくて買い換え。3人家族なので軽自動車で十分(30代・埼玉県)」などコンパクトなサイズ感や機能性を選んだ声が見られています。
また、「軽のほうが色使いが豊富で選ぶのが楽しかった(40代・兵庫県)」、「パパは普通車を希望したが、ママの街乗り、パパのレジャー乗りでも使えそうなアウトドア仕様の軽を選びました(40代・東京都)」など、選択肢の豊富さや使い勝手の良さから選んだというコメントも寄せられました。
購入時に重視したことには「グレード・価格」が30.5%で1位、続いて「車内の広さ」が17.4%で2位、「燃費の良さ」が11.3%で3位の順となっており、やはり価格を最重視している人が多いことが分かります。
ほかにも子育て世代ならではの意見として、「子どもを乗せるために購入したので、両側スライドドア、バックモニター付きが必須でした(30代・兵庫県)」などスライドドアにこだわったという人も声もあり、小さなお子さんがいる家族では安全面を重視している人も多いようです。
この調査では、軽トールワゴンのランキングも発表され「利用率」「総合満足度」「推奨度」「興味・関心度」の4つのカテゴリごとに発表されています。
利用率ランキングでは、1位スズキ「ワゴンR」、2位ダイハツ「ムーヴ」、3位ダイハツ「ミラ」で、総合満足度ランキングでは、1位スズキ「スペーシア」、2位ホンダ「N-BOX」、3位スズキ「ワゴンR」となっており、車種は違うもののそれぞれスズキが1位を獲得。
推奨度ランキングでは1位ホンダ「N-BOX」、2位スズキ「スペーシア」、3位ダイハツ「タント」、興味・関心度ランキングでは、1位ダイハツ「タント」、2位ホンダ「N-BOX」、3位スズキ「ワゴンR」の順位となりました。
駐車場の問題で1550mm以下