「手取り年収270万円」あれば買える!? ホンダ「ヴェゼル」の人気グレード「e:HEV Z」を購入可能な条件とは

ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」。洗練された都会的なデザインで支持されています。そんなヴェゼルの人気グレードを購入するには、どのくらいの年収が必要になるのでしょうか。

シティ派コンパクトSUV「ヴェゼル」 初期費用は350万円?

 2021年4月に2代目へとフルモデルチェンジを遂げたホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」。
 
 スタイリッシュなデザインや先進的な機能などが人気を博していますが、なかでも売れ筋となる「e:HEV Z(2WD)」グレードを購入するにはどのくらいの年収が理想的なのでしょうか。

ホンダの人気SUV「ヴェゼル」を購入するにはどのくらいの年収があればいい?
ホンダの人気SUV「ヴェゼル」を購入するにはどのくらいの年収があればいい?

 ヴェゼルは、2013年にホンダのコンパクトカー「フィット」をベースとしたコンパクトSUVとして登場。

 発売当初から爆発的なヒットを記録し、現在ではホンダを代表する人気の高いモデルです。

 発売の翌年である2014年から2016年までは、競合の多いSUVカテゴリーのなかで、年間の登録車販売台数1位を記録し続けるなど、安定的な人気を見せました。

 そして、前述の通り2021年4月には2代目が発売。現行ヴェゼルは、洗練された都会的なデザイン、ボディと一体化したカラーリングの落ち着いたフロントグリルが特徴的なシティ派へと生まれ変わりました。

 日本自動車販売協会連合会が公表している、毎月の自動車登録販売台数のデータによると、2021年10月には、トヨタ「ヤリス」「アクア」「カローラ」「ルーミー」に次いで、第5位に名を連ねています。

 そんな人気SUVのヴェゼルを購入するにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

 今回ベースとしたのは、中間グレードの「e:HEV Z(2WD)」(289万8500円)です。

 ボディカラーには、スタンダードな「クリスタルブラック・パール」を選択し、エアロパーツなどは追加せず、外装は標準装備で購入するという想定です。

 一方で、このe:HEV Zは、熱線入のフロントウィンドウやヒートシーター、足元の操作でリアハッチを開けることができる「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」など、快適装備が標準装備。

 また、走行中に斜め後方の死角に位置するクルマの存在を知らせる「ブラインドスポットインフォメーション」といった安全装備、18インチアルミホイールやコンビシートといったさまざまな物を標準装備しています。

 カーナビやETCなどはメーカーオプションを選択する必要があるため、今回は「Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器+ワイヤレス充電器」のオプションを選択します。

 また、駐車時の安全性を向上させる機能として、「マルチビューカメラシステム+プレミアムオーディオ」もオプションで追加装備。

 ここまでの車両本体価格とメーカーオプションの合計金額は324万6100円です。

 さらに、ディーラーオプションとして、「フロアカーペット スタンダード」と「ドライブレコーダー フロント用(DRH197SM)」「ドライブレコーダー リア用(DRH-194SG)」の前後ドライブレコーダーを追加します。

 この3点で、ディーラーオプションは10万4346円となり、合計は335万446円です。

 この価格に加え、自動車税種別割が7600円(12月登録を想定)、自動車重量税などは免税となるので0円、自賠責保険料が2万7770円、加えて諸経費の6万5730円を合計すると10万1100円となります。
 
 前述の335万446円と税金・諸経費の10万1100円をあわせると、購入時の費用としては345万1546円が必要になります。

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