「手取り年収270万円」あれば買える!? ホンダ「ヴェゼル」の人気グレード「e:HEV Z」を購入可能な条件とは
年収700万で購入可能? 手が届きやすいSUVヴェゼル
乗り出し価格およそ345万円のヴェゼル。実際に購入すると考えると、年収いくらが必要でしょうか。
一般的にいわれている「クルマの価格は年収の50%」を基準とすると、年収はおよそ700万円あればe:HEV Zグレードを購入することができます。
国税庁が公表している「民間給与実態統計調査」によると、2020年度に年収が700万円以上800万円以下だった人は全体の4.4%となっており、231万3000人いることになります。
単純に考えると、200万人以上が一括払いでヴェゼルの「e:HEV Z」グレードを購入できるということになり、決して少なくない人数であるといえるでしょう。
では、ローンで購入する場合はどうでしょうか。
ホンダの公式サイトで提示されている、実質年率3.5%の36回払い、頭金として税金・諸経費の10万1100円を支払った場合で考えると、残りの金額として月々9万8100円を支払っていくことになります。
手取り月収の20%をローン返済に充てることができると想定すると、ボーナスを考慮しない場合、月収およそ50万円が必要になるといえます。
また、同様に、実質年率3.5%、頭金10万1100円で、支払い回数を60回に増やすと、月々では6万900円支払うことになり、手取り月収は35万円がボーダーラインです。
60回払いまで分割すると、年収では420万円あれば購入できることになり、現実的に購入可能な人はより多くなるかもしれません。
さらに、最近ではクルマの購入に残価設定型ローンを利用する人も増えています。
前述のローン支払いと同様に、実質年率3.5%、頭金10万1100円として考えると、36回払いでは月々5万4400円、60回払いでは4万4000円です。
手取り月収の20%をローン返済に充てるとすれば、36回払いでおよそ28万円、60回払いでは22万円ほどで購入できます。
つまり、60回払いで考えると、手取り270万円ほど、年収でいえば350万円ほどあれば、ヴェゼルのe:HEV Zグードを無理なく所有できる計算になります。
※ ※ ※
前出の「民間給与実態統計調査」によると、日本人男女の2020年の平均年収は、433万円となっており、これを考慮すると、ヴェゼルe:HEV Zグレードを購入できる人は少なくないでしょう。
エントリーグレードにプラスした安全機能・快適装備を求める人は、e:HEV Zグレードの購入を検討するのが良いかもしれません。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。