四駆性能がスゴイ! スバル新型電動SUV「ソルテラ」お披露目! 米中モーターショーで初公開

スバルの新型電動SUV「ソルテラ」がアメリカと中国のモーターショーで発表されました。2022年に発売予定の新型ソルテラとは、どのようなモデルなのでしょうか。

新型「ソルテラ」米中のモーターショーで初披露

 スバルは、新型電動SUV「ソルテラ」を2021年11月11日に国内で世界初公開していますが、同月17日(現地時間)に米国・ロサンゼルスオートショー2021で、同月19日に中国・広州モーターショー2021において初披露しました。

 ソルテラという車名は、ラテン語で「太陽」と「地球」を意味しており、伝統的なSUVの性能を環境に配慮した形で提供するというスバルの決意を表しているといいます。

2022年にグローバルで発売予定のスバル新型「ソルテラ」
2022年にグローバルで発売予定のスバル新型「ソルテラ」

 新型ソルテラは最新の電動化技術や車載技術が満載されるとともに、スバルの伝統を受け継ぎ、安全性と走行性能、環境性能を備えました。

 ソルテラには、新開発の四輪駆動システムが標準装備されており、どのような天候・地形においても優れた走破性を発揮します。

 また、ほかのスバルSUVと同様に、オフロードでの走破性を高める「X-MODE」を搭載。さらに新たな機能として、登坂・降坂アシスト機能を備えたグリップコントロールを採用しました。

 最低地上高8.3インチ(約210mm)を確保するとともに、前後の電気モーター(215hp)により、オフロードでも街乗りでもさまざまなシーンで活用できます。

 室内は5人がゆったりと乗車できる、広い空間を実現。ラゲッジルームはほぼフラットとすることで、荷物もたくさん積載することが可能です。

 新型ソルテラは運転支援システムも充実しており、「ブラインドスポットモニター(車線変更支援機能付き)」や「リアクロストラフィックアラート」など、総合的なアクティブセーフティ技術が搭載されました。

 さらに、後退時に障害物を検知するとブレーキをかける「パーキングサポートブレーキ」を標準装備しています。

 加えて、スバル初となる「360度サラウンドビューカメラ」を搭載し、全方位の状況把握が可能になりました。

 また、車両から降りる前に、車両接近を音と映像で知らせる新しい安全機能「セーフイグジットアシスト」が標準装備されています。

 新型ソルテラは、新開発のプラットフォーム「e-SUBARUグローバルプラットフォーム」を搭載。優れた四駆性能や走行性能、安全性能の実現を可能にしました。

 また、大容量リチウムイオンバッテリーパックを搭載し、220マイル(約354km)以上の航続距離を確保。DC急速充電では1時間以内に電池容量の80%まで充電することができます。

 新型ソルテラの外観は、スバルのデザインコンセプト「ダイナミック×ソリッド」を進化させました。

 フロントには、スバルの特徴である六角形のグリルを備え、薄くワイドなLEDヘッドライトがこのデザインモチーフを引き立てています。

 また、低いボンネットラインは、SUVの洗練されたスタイリングや、空力性能、歩行者との衝突時における安全性を維持しつつ、優れた前方視界を確保することに貢献しています。

 サイドでは、フロントとリアの短いオーバーハングと大胆なホイールアーチモールにより、自信に満ちた姿勢を実現し、オフロード性能を視覚的に表現しました。

 空力的に傾斜したリアガラスには、上部にデュアルスポイラー、下部にダックテールスポイラーを配置。

 車体後部では、リアコンビネーションランプを高い位置に配置し、台形をテーマにしたことでデザインを強化しています。

 インテリアは、直感的に操作できる高解像度のタッチスクリーンを中心に、マルチファンクションディスプレイやマルチメディア、クライメートコントロールなどを備えたクリーンなデザインとなっています。

 さらに、12.3インチのタッチスクリーンによる、新しいマルチメディアシステムを搭載。

 このシステムには、ワイヤレス接続可能なApple CarPlayとAndroid Autoが標準装備されており、センターコンソールにはワイヤレス充電対応のフォンドックも用意されます。

 スマートフォンアプリとの連携では、リモートクライメートコントロールやリモートロック/アンロックなどを実現しました。

※ ※ ※

 新型ソルテラはスバル初のグローバルEVとして誕生し、2022年半ばまでに日本、北米、欧州、中国などで発売されます。

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