ホイールのブラック塗装が密かなブーム!? スポーティにイメチェンできる人気カスタムの実態
最近、ホイールをブラックに塗装するのが静かなブームになっているようです。ホイールをブラック化すると、足元が引き締まってスポーティな印象になることから人気を高めているといいますが、どのようなカスタムなのでしょうか。
ホイールのブラックアウト化が人気
クルマをカッコ良くカスタムする手法として、ホイールをブラックアウト化するのがいま静かなブームになっているようです。
タイヤのホイールをブラックなどにペイントする「ホイールペイント(ブラックアウト化)」は定番のカスタム手法ですが、ホイールをブラックなど暗色系にカラーチェンジすることで、足元が引き締まった印象になることから人気があります。
黒には引き締め効果や明度が低く奥にあるように見える効果、重量感や威厳を感じさせる効果があり、これをクルマのカラーに利用することで、重量感や足元が引き締まった印象に見せることができます。
ちなみにこの手法はホイールだけでなくグリルやモール類などにも採用され、ブラック、またはそれに近いガンメタなど暗色に塗装し、引き締まったスポーティさや塊感、迫力を演出します。
その逆で高級感を演出したい場合には、明るい銀(メッキ)パーツなどでデコレーションする手法が一般的。高級ミニバンとして人気を博すトヨタ「アルファード」などにメッキパーツが多く用いられているのも、この効果を狙っているのでしょう。
ホイールのブラックアウト化がブームになっていることについて、都内で輸入車・国産車を問わず販売している中古車ディーラーの店長に話を聞いてみました。
「最近ホイールペイントの依頼が増えています。とくに中古車に乗っている人が、ホイールのガリ傷補修ついでにホイールペイントを依頼されるケースも多いです」
純正ホイールはシルバーカラーが一般的です。それをあえて交換する理由は何なのでしょうか。
「やはりカスタム感を演出したいというのが一番の理由でしょう。同じクルマでもホイールの色が違うだけでグッとスポーティな印象になります。
タイミング的には補修だけでなく、タイヤを新調するときなどに、ホイールをブラックや別のカラーにしたいという依頼が多いです」(中古車ディーラー 店長)
最近の傾向として、スポーツカーはもちろんですが、SUVやワゴン、ハイブリッド車にブラックホイールを組み合わせたいと希望する人が多いといいます。
「塗装の耐久性の問題もあり、最初からブラックに塗られたホイールへの換装がおすすめですが、ペイントであれば(交換の必要がないので)費用を抑えることができます。
また社外ホイールでのインチアップと違い、車検も問題なくパスできるので、純正ホイールをブラックアウト化したいと希望する人もいます。
足元をブラックアウト化すると、ブレーキダストを目立たなくさせる効果も期待できます。とくに欧州車は昔から通常走行でもブレーキダストが出やすいので、その効果は大きいかもしれません」(中古車ディーラー 店長)
一本当たりの単価が高すぎ。
新品買えるわ。
自分で行うスプレー塗装で充分。
ハゲたらまたスプレーすりゃいい。
黒ホイールは汚らしく見えるから嫌い。