スバルの米国法人は、「クロストレック」および「クロストレック ハイブリッド」の2022年モデルを発表しました。

　クロストレックとは、日本で販売されるクロスオーバーSUV「XV」の北米名です。また、クロストレック ハイブリッドは同車のプラグインハイブリッドモデル（PHEV）です。

　クロストレックは、大胆なSUVデザインやブラック仕上げのアルミホイール、ブラックのサイドクラッディング、グロスブラックのリアルーフスポイラーなど、力強いスタイルが特徴です。

　スバルのなかではもっともコンパクトなSUVですが、高い性能を誇るシャシや8.7インチ（約220mm）の最低地上高、シンメトリカルAWDなどを備え、四駆性能にも定評があります。

　2022年モデルのクロストレックは、オートマチック・クライメート・コントロールを標準装備するなど、利便性が向上しました。

　北米仕様のクロストレックのパワートレインは、「ベース」「プレミアム」グレードが2リッター水平対向エンジン（152hp）、「スポーツ」「リミテッド」グレードが2.5リッター水平対向エンジン（182hp）を搭載。トランスミッションはリニアトロニックCVTをメインとし、ベースグレードのみ6速MTが選べます。
　
　また、CVT搭載車は「アイサイト・ドライバー・テクノロジー」を標準装備しました。

　クロストレック ハイブリッドは、2リッター水平対向エンジンにふたつのモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載。トランスミッションはリニアトロニックCVTです。

　クロストレック ハイブリッドのPHEVシステムはトヨタのPHVシステムを応用したもので、EVモードでは17マイル（約27km）、エンジンと併用することで480マイル（約772km）走行することが可能です。

　北米での価格は、クロストレックが2万2445ドルから3万690ドル（日本円で約255万円から約349万円）、クロストレック ハイブリッドが3万5645ドルから3万8145ドル（日本円で約406万円から約434万円）です。