トヨタ新型「bZ4X」は斬新顔な次世代SUVとして登場!? スバル技術導入した4WDの実力は?
トヨタが2021年10月29日に詳細および日本仕様の情報を発表した新型EV「bZ4X」。今後、どのようなスペックで日本市場に登場するのでしょうか。
4WD仕様にはスバルの車両統合制御技術「X-MODE」を搭載
トヨタは、新型EV「bZ4X」の詳細と日本仕様の情報を2021年10月29日に発表しました。新型bZ4Xはコンセプトモデルが2021年4月19日に公開されていたモデルですが、どのような仕様で日本市場に登場するのでしょうか。
新型bZ4Xは、スバルと共同で開発されたSUVタイプのEVで、プラットフォームとしてEV専用の「e-TNGA」を採用(スバル版の新型「ソルテラ」は「e-SUBARU GLOBAL PLATFORM」と呼称)。
ボディサイズは全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm、ミディアムセグメントのSUVに分類されるとトヨタは説明します。
外観は「Hi-Tech and Emotion」をテーマに掲げ、フロントフェイスは空力アイテムが織り込まれたコーナー部と上下に薄いバンパー形状が特徴的なほか、ボンネットフードからヘッドライト上部に連続するハンマーヘッド形状を採用。シンプルでありながら先進性や斬新さが盛り込まれたフロントフェイスといえます。
リア部分はタイヤへ向かう台形のシルエットを取り入れ、低重心さや力強さを表現しています。
車内はDセグメントセダン並みとなる前後シート間距離1000mmを確保し、ひとクラス上の広い室内空間としたほか、ステアバイワイヤシステムと異形ステアリングを組み合わせたワンモーショングリップ(当初は中国市場向けに採用)、ダイヤル式シフトなど、先進性のある内装デザインとしました。
搭載される駆動用モーターの最大出力はFF仕様(1モーター)が150kW(約204馬力)、4WD仕様(2モーター)がフロント・リアともに80kWで計160kW(約218馬力)を発揮。
駆動用バッテリーの総電力量は71.4kWh、一充電走行距離(WLTCモード、以下同様)はFF仕様が500km前後、4WD仕様が460km前後に設定されます。
4WD仕様にはスバルの車両統合制御技術「X-MODE」(新機能「Grip-Control」付き)を採用。日常域だけでなくライトオフロード以上の走行まで対応する走破性を持つといい、SUVとしての魅力も高められています。
またDC外部給電機能(V2H/V2L)、ルーフソーラーパネルといった装備も作用されるということです。
日本、米国・カナダ、欧州、中国といった市場に投入される予定の新型bZ4X。トヨタが満を持して発売する新型EVとして、2022年年央の発売に向けて注目が集まります。
それではここでクイズです。
2021年11月現在、日本市場で新車販売されるEVのひとつに日産「リーフ」がありますが、リーフの大容量バッテリーモデル「リーフe+」の駆動用バッテリー容量は、次のうちどれでしょうか。
【1】45kWh
【2】55kWh
【3】62kWh
【4】65kWh
※ ※ ※
正解は【3】の「62kWh」です。
リーフは、標準車が容量40kWh、リーフe+が62kWhの駆動用バッテリーを搭載します。一充電走行距離は標準車が322km、リーフe+が458kmです(駆動方式はどちらも2WDのみ)。
ちなみに、日産が2020年冬より発売を開始する(当初は限定車「limited」のみの販売)SUVタイプのEV 新型「アリア」は、容量66kWhの駆動用バッテリーを搭載する「B6」と容量91kWhの駆動用バッテリーを搭載する「B9」をラインナップ。
一充電走行距離は、B6が2WD仕様で450km、4WD仕様で430km。B9が2WD仕様で610km、4WD仕様で580kmです。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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