7年ぶり全面刷新で有機的な3Dデザインを採用

　スズキのインド子会社であるマルチ・スズキ・インディア社（以下、マルチ・スズキ社）は、「セレリオ」をフルモデルチェンジし、2021年11月2日より同市場で予約受注を開始したと発表しました。

　セレリオは、スズキが海外で展開する小型車で、現行モデルはインド・オートエクスポ2014で公開され、同市場より発売されました。

　7年ぶりの全面刷新を受けて登場する新型セレリオは、次世代Kシリーズ デュアルジェット・デュアルVVTエンジンを採用し、アイドル・スタート・ストップ機能を搭載。

　外装は、3Dの有機的な彫刻を思わせるデザインと、中央の「S」マークから伸びるクローム加飾が配されたフロントグリルが特徴となっています。

　また、セグメント初のものも含む充実した安全装備、快適装備を搭載しました。

　マルチ・スズキ社でシニア・エグゼクティブ・ディレクター（マーケティング＆セールス）を務めるShashank Srivastava氏は、次のようにコメントします。

「セレリオは、そのユニークなスタイルと、革新的なAGS（オート・ギア・シフト）技術で市場を席巻し、インド国内での2ペダル車の普及に貢献しました。以来、セレリオのブランド力は、新時代のテクノロジー、モダンなデザイン、実用性の象徴となっています。

　都会的で進歩的、そして向上心のある現代のお客さまは、自分の個性に合った、生き生きとしたアクティブで鮮やかな製品を求めています。

　新型セレリオは、新しいガソリンエンジンを搭載し、活気に満ちたスタイリッシュなデザインと、セグメント初の機能を数多く備えたオールラウンダーです。再びコンパクトセグメントを活性化させるモデルになると確信しています」

　また、マルチ・スズキ社の最高技術責任者 CV Raman氏は、燃費性能の高さも新型セレリオの特徴だといい、「新型セレリオは“インドでもっとも燃料効率の良いガソリン車”になるでしょう」とコメントしています。

　マルチ・スズキ社は11月2日、自社のYouTubeチャンネルに予約開始を告知する動画も公開。新型セレリオの内外装の一部を先行公開しています。