2000馬力超えの最強セダン日産「アルティマニアック」世界初公開! 本気仕様をSEMAで公開へ
2021年11月2日から5日に開催されるSEMAショーにて、米国日産は、2000馬力のセダン「アルティマニアック」をお披露目すると発表しました。
2000馬力なんていつ使うの? 最強セダン「アルティマニアック」とは
米国日産は、2021年11月2日から5日に開催されるSEMAショーにて、2000馬力を発揮するセダンの「アルティマニアック」をお披露目するとアナウンスしました。
アルティマニアックは、日産が海外で展開するセダン「アルティマ」に同社のスーパースポーツ「GT-R」のパーツを搭載した最強のドリフトマシンです。
ドリフトとは、日本発祥のモータースポーツで日本では「D1グランプリ」などが開催されています。
一方、米国では、「フォーミュラ・ドリフト」というイベントが開催されており、そのチャンピオンであるChris Forsberg氏らのチームが制作したのがアルティマニアックです。
元々、世界でもっともクレイジーな4人乗りのドリフトマシンを作るだけでなく、世界でもっともパワフルなマシンを作ることを夢見て、Forsberg氏のチームは制作したといいます。
そのため、モータースポーツに参戦する予定はなく、3人の友人を脅かすためのものだったこともあり、アルティマニアックはルールブックの制約を受けずに実現することができました。
ベースとなるのは、2021年式のアルティマとなり、をボディを完全に分解し、3Dスキャンでフルデジタルモデルを作成。
エクステリアは、Team Valvolineがデザインしたカスタムカラーリングで、360度のドローン映像に最適化されており、各面が異なる色になっています。
シャシは、Tekk Consulting社がアルティマの純正ボディに収まるチューブシャシを設計しました。
また、T1 Race Development社が手掛けたGT-Rの「VR38ツインターボV6」は、約2000馬力(スペックは2000HP/2028PS)を発揮しています。
RTS社の6速シーケンシャルトランスミッションは、軽快なシフトチェンジをが可能です。
調整可能なカスタムレースサスペンションは、ドリフトの角度をコントロールするのに役立っているといいます。
インテリアは、従来のドリフトマシンとは異なり、レカロ・オートモーティブ社がデザインした4つのカーボンファイバー製シートが設置。
それぞれの座席の周りには、フルロールケージが設置され、保護されています。
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これまでもハイパワーなドリフトマシンは世の中に登場してきましたが、今回のアルティマニアックはそれらとは異なる魅力を持っていそうです。
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