クルマのナンバープレート「二重取り付け」は問題ある? 海外用でお洒落さアップ 気をつけたいことは何?
10月から新車適用されるナンバープレートの基準とは
ナンバープレートの表示や取り付けについては、「カバーなどで被覆すること」「シール等を貼り付けること」「汚れた状態とすること」「回転させて表示すること」「折り返すこと」などが明確に禁止されています。
例えば、ナンバープレートの周りにフレームを装着すること自体は可能ですが、フレームが番号に干渉し、少しでも数字が隠れてしまうと基準を満たしていないことになります。
また、カバーなどは、無色透明であっても角度によって視認性が確保できない可能性があるため禁止とされています。
このように規定はさまざまありますが、一番重要なポイントとなるのはナンバープレートの番号が識別できるように見えやすく設置することです。
新基準は2021年10月1日以降に初めて登録・検査・使用の届出などを受けるクルマに対しては、設置の角度やフレームの幅なども数値的に規定が設けられており、ナンバープレートの視認性がより重視されるようになっています。
ただし、それ以前に登録・検査・使用の届出をおこなったクルマには、新基準は適用されません。
具体的な部分で以前のフレームに関するもので「番号を被覆せず、自動車の運行中番号の判読ができるもの」とされていましたが、今回の新基準によって「左右幅18.5mm以下、厚みも30mm以下」とより厳密に決められました。
さらに設置の角度についても、「自動車の運行中番号の判読できる見やすい角度」となっていましたが、「上向きに10度から下向きに10度」など、一定の角度基準が設けられています。
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海外のナンバープレートの上に、日本のナンバープレートを重ねて装着すること自体は違法ではありませんが、視認性には十分に配慮する必要があるようです。
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