すでに納車済みも! トヨタ新型「カローラクロス」は何が魅力? ユーザーの気になる部分とは
発売前から話題性の高かったトヨタの新型「カローラクロス」。先行予約受注の段階から多く申込があったといいます。では、新型カローラクロスの魅力とはどのような部分なのでしょうか。
発表前から高い関心があった「カローラクロス」期待以上!? それとも・・・
2021年9月14日、カローラファミリーに新型SUV「カローラクロス」が発表・発売されました。
先行予約受注の段階から多くの申込があったといいますが、ユーザーは新型カローラクロスのどのような部分に魅力を感じているのでしょうか。
新型カローラクロスは、2020年7月にタイで世界初公開。その後、国や地域に合わせて順次展開されており、最近では米国でも販売が開始されました。
日本では、2021年8月上旬にカローラシリーズの累計5000万台を記念する動画の最後に新型カローラクロスらしきシルエットが映し出されたことが話題となり、その後もSNSなどでユーザーから発売を待ち望む声が多くあがっていました。
2021年8月下旬には先行予約が開始され、実車を見ていない段階から申し込みが殺到し、SNS上でも新型カローラクロスを予約したという声が多数見られました。
そんな新型カローラクロスは、都会的で上質なデザインとSUVらしいたくましいスタイルが特徴で、SUVならではの高いアイポイントと細いフロントピラーにより、見晴らしの良い視界を実現しています。
新型カローラクロスのグレード構成は、ガソリン車、ハイブリッド車共に「G」「S」「Z」の3タイプとなっており、ガソリン車のみ廉価モデルの「G“X”」が追加でラインナップされています。
ガソリン車は、199万9000円から264万円、ハイブリッドモデルになると259万円から319万9000円という価格設定で、一番安いモデルで200万円を切る価格です。
現在では、新型コロナウイルスによる半導体不足や生産体制の見直しから販売店での実車展示が遅れている場合もあるようですが、都内の販売店では「実車を展示してから多くのお客様が見に来られています」と話しています。
そんな多くのユーザーから支持を集める新型カローラクロスには、ユーザーからどういった声があるのでしょうか。
エクステリアに関しては、「実物のほうがかっこいい」「ドアミラー下のくぼんだ形状が特徴的」「フロントフェイスはタイ仕様のほうがかっこいいと思ったけど実物は違った」など、新型カローラクロスのデザイン性を再認識する人が多く見られています。
またインテリアについては、「カローラスポーツ」や「カローラ」「カローラツーリング」と同じカローラシリーズのデザインとなっていますが、開放感あふれるパノラマルーフに関して人気が高いことがわかります。
このほか、乗り心地については「トータルバランスが良く乗り心地に秀でたクルマ」「サスペンションが柔らかい」「もう少し硬めでしゃきっとしてたほうがいい」「ロードノイズもなく静か」といった声が見られています。
では、販売店に来店するユーザーはどのような部分で購入を決めているのでしょうか。
都内のトヨタ販売店の営業スタッフは以下のように話します。
「カローラクロスは、同社モデルの『C-HR』と『RAV4』のちょうど真ん中くらいのサイズ感となっています。
このため、後席の空間が広いので人を乗せることができるし、荷物もたくさん積める。
小回りも効くといったちょうど良いサイズ感が多くのお客さまから支持されています」
このように、ボディサイズやエクステリア、乗り心地などさまざまな面でユーザーからの声が見られています。
昨今ではSUVの人気が高まっており、カローラクロスは多くのユーザーからの支持を集めているといえます。
サイズ感や乗り心地など、トヨタのSUVラインナップのすき間を狙った「ちょうどいい」部分が評価を受けている理由といえるかもしれません。
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世界的な新型コロナウイルスによるさまざまな影響で各自動車メーカーでは納車時期が伸びている傾向にあります。
これは、新型カローラクロスでも同様となっており、SNSでは「納期が遅すぎる」「注文したけど6か月待ち」「いつ納車されるのだろう」といった、納車が長すぎることに対するコメントも多く見られています。
一方ですでに「納車された」といった声も見られるようになっており、まだ多くはありませんが、新型カローラクロスがユーザーの手に届き始めているようです。
全長4500mm以上で全幅1800mm以下が本当にちょうどいい大きさ