新型好調のロードスター、初代人気が再燃 お手ごろ価格には落とし穴も
好調な販売をキープしているマツダの新型「ロードスター」。その背景には、初代「ユーノス・ロードスター」を支持した世代の乗り替え需要がありますが、同時に、初代そのものへの関心も高まりつつあるようです。
新型の“原点回帰”で初代に注がれる熱視線
2015年5月にフルモデルチェンジされたマツダのオープンスポーツカー、新型「ロードスター」の販売が好調です。発売1カ月で5042台を受注し、現在も月平均1000台前後を販売。購入者は40代が中心ですが、それ以外の年代にも幅広く支持されています。
新型モデルは原点回帰を図り、初代として投入された「ユーノス・ロードスター」のように軽量かつコンパクト、そして誰にでも扱いやすいスポーツカーが目指されました。つまり新型は、初代を支持した人たちの心に刺さるモデルでもあるのです。実際に、発売から26年を迎えた初代からの乗り替え需要を見事に掴んでいます。
しかしその一方、原点である「ユーノス・ロードスター」に注目する人たちも増えているのです。