1.5Lターボ設定! ホンダ新型「アコード」発表 新顔に刷新した独自仕様が中国で登場
広汽ホンダが、「Honda CONNECT 3.0」を搭載した新型「アコード」を中国で発表しました。日本仕様のアコードには見られない特徴などもあるといいますが、どんなクルマなのでしょうか。
「ハロー・ホンダ」で音声アシスタントが起動
ホンダの中国における合弁企業「広汽ホンダ」は、2021年10月9日に新型「アコード」を発表しました。今回のマイナーチェンジで、日本仕様とは異なるデザインになった中国仕様のアコードですが、どんな特徴があるのでしょうか。
日本では2リッターエンジン+モーターのハイブリッド専用車としてラインナップされているアコードですが、中国仕様のアコードは前述のハイブリッドに加えて1.5リッターターボエンジンをラインナップ。
広汽ホンダはハイブリッド仕様を「SPORT HYBRID」、ターボ仕様を「SPORT TURBO」として展開し、スポーティさを訴求しています。
広汽ホンダによると、2019年と2020年の国内ミドルサイズセダンの年間販売台数でアコードは首位を獲得したといい、人気の高いモデルであることがうかがえます。
今回の改良で、中国仕様の新型アコードはフロントバンパーのデザインを変更。日本仕様とは異なる意匠で、フロントフェイスがよりすっきりしたデザインとなりました。
なお、このデザインは米国で販売されるアコードの2022年モデルに準ずるものです。
ハイブリッド仕様・ターボ仕様のそれぞれに、ブラックメッキ加飾をはじめとした専用パーツで精悍な印象とした「ファントムナイト・スポーツ・パッケージ」仕様を設定。
ボディカラーは「エクストリーム・クリムゾン」と「エクストリーム・ナイト・シルバー」という2色の新色が加わり、全7色が設定されます。
一方、内装を見るとインパネ中央に10.25インチディスプレイが配されていて、このディスプレイは日本仕様および米国仕様で採用されるどちらのものとも異なるデザインです。
今回、新型アコードは音声操作にも対応した「Honda CONNECT 3.0」に対応。車内から「ハロー・ホンダ」と話しかけることで、音声アシスタントが起動し、ナビゲーション機能や天気の確認などができます。
広汽ホンダが提供するスマートフォンアプリとの連携も可能で、離れた場所からカーエアコンの起動やナビゲーション情報の送信などをおこなうことが可能となりました。
また、アリババの音声アシスタント「Tmall Genie」もあわせて搭載され、テイクアウトの注文や自宅のスマート家電の操作にも対応しています。音声アシスタントのバージョンや地図のアップデートには、OTAアップデートが適応されます。
中国仕様の新型アコードは、ターボ仕様が16万9800元から21万5800元(日本円換算で約298万円から約378万円)、ハイブリッド仕様が19万9800元から25万9800元(約350万円から約455万円)に設定されます。
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