スカイラインクーペの海外版! 新型「Q60」改良を発表! 快適装備追加し北米で発売
インフィニティの北米法人は、クーペ「Q50」の2022年モデルを発売しました。最新モデルのQ50は、ワイヤレスApple CarPlayに対応しました。
3リッターV6ターボエンジンは2種類の出力を設定
日産が海外で展開するプレミアムブランドのインフィニティは、新型「Q60(2022年モデル)」を発表し、2021年9月に北米で発売しました。
Q60はかつて日本で「スカイラインクーペ」として販売されたモデルです。
新型Q60では、全グレードがワイヤレスApple CarPlayに対応したほか、高解像度の「Iインフィニティ インタッチデュアルタッチスクリーンディスプレイ」と「インフィニティインタッチサービスを搭載。
照明付きUSB接続(タイプA/タイプC各1つ)は、USBベースのAndroid Autoインフォテイメントに対応するなど、先進的な装備が充実しました。
外観はクーペの力強さと優雅さを兼ね備えたデザインを採用。インフィニティを象徴する「ダブルアーチ・グリル」がダイナミックさを演出するとともに、タイヤをコーナーに寄せてショートオーバーハングにすることで、伸びやかなプロポーションを実現しています。
グレードは「PURE」「LUXE」「レッドスポーツ400」が設定されており、なかでもレッドスポーツ400は、レッドペイントのキャリパーやクローム仕上げのデュアルエグゾーストチップを装備し、より一層スポーティさを強調しました。
内装においては、LUXEとレッドスポーツ400にセミアニリン本革シートが標準装備。さらにレッドスポーツ400は、レッド×グレーステッチのギャラリーホワイトレザー、レッドステッチのグラファイトレザー、ブラックアクセントおよびステッチが施されたモナコレッドも用意しています。
なお、レッドスポーツ400は、内装トリムとしてダーククロームのインテリアアクセントとマットブラックカーボンファイバーのトリムが選択可能です。
新型Q60には先進のアクティブ・ノイズ・キャンセレーション・テクノロジーが採用されており静かな室内空間を確保。
LUXEとレッドスポーツ400には、Bose Centerpointサラウンドシグナルプロセッシングを採用した13スピーカー「Bose Performance Seriesサウンドシステム」が標準装備されます。
パワートレインには、3リッターV型6気筒ツインターボエンジンが搭載され、PUREおよびLUXEは300hp、レッドスポーツ400は400hpを発揮。MTモードとダウンシフトレブマッチングを備えた7速ATと組み合わせました。
駆動方式は後輪駆動を基本とし、全輪駆動も選択可能です。
また、2種類のサスペンションシステムが用意されており、PUREとLUXEはフロントにアルミニウム製ダブルウィッシュボーン、リアにマルチリンクを採用した4輪独立サスペンションシステムが標準装備。
4輪にはデュアルフローパスショックを採用し、フロント26.5mm、リア20mmのスタビライザーバーでコーナリング時の安心感を高めています。
レッドスポーツ400はダイナミックデジタルサスペンションを採用。ダンパーを連続的に調整することで理想的なパフォーマンスを実現し、快適な乗り心地と俊敏性を実現しました。
新型Q60の北米での価格は4万1750ドルから6万200ドル、日本円で約467万円から約673万円です。
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