7年ぶり刷新で登場!? トヨタ新型「アイゴクロス」はどんな小型SUV? 11月発表に先んじて現れた予告仕様とは
トヨタが欧州で11月上旬に正式発表することが明らかになった新型車「アイゴX」は、コンセプトモデル「アイゴXプロローグ」の市販版になると見られています。どんな姿で登場すると見られているのでしょうか。
SUVライクなデザインで登場か?
トヨタの欧州法人は、新型クロスオーバー車「アイゴX(アイゴクロス)」を2021年11月上旬に欧州で発表すると、同年10月5日に発表しました。
新型アイゴクロス、ならびにその先代モデルにあたるコンパクトカー「アイゴ」は日本ではあまり聞かれないクルマとなりますが、どんな立ち位置のモデルとして登場するのでしょうか。
アイゴは、トヨタが欧州で2005年から展開するコンパクトカーで、同社の「ヤリス」(3代目までの日本名:ヴィッツ)より下の車格に分類されます。
ちなみに、アイゴと姉妹関係にある車種としてプジョー「108」やシトロエン「C1」があります。
アイゴは2014年には2代目モデルへ刷新されていますが、その後トヨタの欧州法人は2021年3月17日にコンセプトモデルとして「アイゴXプロローグ」を初公開し、次世代型アイゴのデザインを予告していました。
また、アイゴを生産している工場「トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・チェコ」は、今後Aセグメントの新型車を生産することを2021年6月4日に発表。
この時点では車種名や発売時期は明らかになっていなかったものの、この新型車がアイゴXプロローグの市販版にあたるのでは、と見られていました。
前述のアイゴXプロローグは、ブラック塗装で強調されたフェンダー部分や、クサビをモチーフとしたルーフラインが特徴的なデザインで、コンパクトカーの枠を超えた存在感を演出。クロスオーバーSUVのような雰囲気も感じさせます。
ボディカラーは“スパイシーさ”を表現する「スパークリングチリレッド」という色が採用。塗料のなかにブルーメタリックフレークを混ぜることにより、まばゆいほどの輝きを放つ塗色を実現しました。
コンセプトモデルということもあり、ドアミラーカバーに内蔵されるアクションカメラや、リアのスキッドプレート部に備わる自転車固定ホルダーなど、ユニークな装備もあるものの、このモデルを元にした市販版が「アイゴクロス」として11月上旬に発表されると見られています。
それではここでクイズです。
アイゴクロスは、トヨタの新しいクルマづくりの設計思想「TNGA」に基づいたプラットフォームを採用します。
このTNGAプラットフォームはいくつか種類がありますが、アイゴクロスに採用されているTNGAのプラットフォーム(車台)はいったいどれでしょうか。
【1】GA-Bプラットフォーム
【2】GA-Fプラットフォーム
【3】GA-Kプラットフォーム
【4】GA-Lプラットフォーム
※ ※ ※
正解は【1】の「GA-Bプラットフォーム」です。
GA-BプラットフォームはTNGAのプラットフォームのなかでもっとも小さいものにあたり、日本で販売されている車種ではヤリスや「ヤリスクロス」「アクア」にも採用されています。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。