2021年もボルボの世界販売が絶好調! それでも残る懸念材料とは
ボルボ・カーズは2021年10月4日、同年第3四半期(1月から9月まで)の世界販売を発表しました。それによると、全世界での販売は53万649台で、前年同期比で17.6%増加しています。
2021年9月は前年同月比30.2%減 その理由は?
ボルボ・カーズは2021年10月4日、同年第3四半期(1月から9月まで)の世界販売を発表しました。それによると、全世界での販売は53万649台で、前年同期比で17.6%増加しています。

2021年の9か月間で、オンライン販売されたボルボ車は前年同期比で360%以上増えたといいます。
米国での販売台数は9万5365台で、前年同期比で29.6%増加しました。また欧州での販売は22万371台で10.0%の増加、中国では13万2610台と17.1%の増加となっています。
2021年第3四半期までのベストセラーモデルは「XC60」で16万2596台(2020年は13万1091台)、続いて「XC40」の15万6920台(同13万1091台)、3位は「XC90」で8万402台(同6万1327台)でした。
EV、またはPHEVの充電式モデル(リチャージ)は世界中で人気があり、2021年第3四半期まででは全体の24.9%、9月単月では26.9%までシェアを伸ばしています。
※ ※ ※
このように、これまで好調なボルボですが不安材料もあります。
2021年9月単月で見ると世界販売は4万7223台と、前年同期比でマイナス30.2%となっています。その内訳は、米国では9350台(マイナス9.0%)、欧州では1万8089台(マイナス41.5%)、中国では9696台(マイナス43.9%)、その他の地域は1万88台(プラス10.1%)です。
これは世界的な半導体不足の影響になります。2020年の新型コロナウイルス感染拡大によるサプライヤーの操業停止があり、その影響が2021年も続いています。これは今後も続く見通しです。
ただし、ボルボ車に対する需要は世界的に引き続き堅調だといいます。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。






















