16年ぶりのHV投入! ダイハツ新型「ロッキー eスマート」はどんな電動SUV? 11月発売へ
ダイハツが2021年11月に発売する新型「ロッキー eスマート」は、どんなハイブリッドSUVとして登場するのでしょうか。搭載されるシステムの特徴とあわせて、見ていきます。
シリーズ方式のハイブリッドシステムを搭載
ダイハツは、コンパクトSUVの「ロッキー」にハイブリッド仕様「ロッキー eスマート」を追加して2021年11月に発売すると、同年10月1日に公式ウェブサイト上で明らかにしました。
ダイハツとして自社開発のハイブリッド車を発売するのは16年ぶりとなりますが、どんなハイブリッドシステムを搭載したSUVとして登場するのでしょうか。
ダイハツは、2005年9月26日に軽商用車初のハイブリッド車「ハイゼットカーゴ ハイブリッド」を発売。
エンジンでの走行を主体に発進・加速時にモーターアシストが作動する「ダイハツハイゼット ハイブリッドシステム」を搭載し、10・15モード燃費で20km/Lを達成しました。
ただし、ベース車に対して100万円以上高い215万5500円(消費税5%込)という車両価格もあり、販売は低迷。2010年に販売を終了します。
その後、トヨタのOEM車としてハイブリッド車を扱ったことはあったものの、ダイハツが自社開発したハイブリッド車は販売されてきませんでした。
今回、11月の発売が発表された新型ロッキー eスマートは、新開発されたハイブリッドシステム「eスマート ハイブリッド」を採用。
これは、エンジンは発電に専念して、モーターでタイヤを駆動する「シリーズ方式ハイブリッド」と一般的に呼ばれるシステムです。
ダイハツによると、新型ロッキー eスマートは優れた燃費性能を実現しただけでなく、アクセルの踏み始めから大トルクを発揮できるモーターの特性を生かし、コンパクトSUVトップクラスの動力性能を実現。
さらに、エンジンがかかるタイミングの最適化や遮音材・静音材の最適配置により静粛性も追求されたほか、アクセルの踏み増し・踏み戻しだけで加減速を快適におこなえる「スマートペダル」を搭載したことで、より楽に運転することが可能になったといいます。
今後、具体的な燃費性能をはじめ、新型ロッキー eスマートがどれほどのスペックで登場するのか、注目されます。
それではここでクイズです。
ロッキーは2019年11月5日に新規車種として発売されたコンパクトSUVですが、ダイハツの「新しいクルマ作りの設計思想」を採用した第二弾モデルにも位置づけられていました。
このダイハツの「新しいクルマ作りの設計思想」の略称として、正しいものは次のうちどれでしょうか。
【1】TNGA
【2】DNGA
【3】SGP
【4】HEARTECT
※ ※ ※
正解は【2】の「DNGA」です。
DNGA(Daihatsu New Global Architecture)は、2021年7月9日に発売されたダイハツ 4代目「タント」を皮切りに採用が始まり、サスペンションや骨格の部品配置をゼロベースで再構築したプラットフォームです。
また、DNGAでは当初から、スピーディな商品ラインナップ拡充とあわせてCASE(コネクティッド、自動化、シェアリング、電動化)への技術対応も念頭に置かれていたといい、今回電動化されたロッキーが登場することになりました。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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