トヨタ新型「カローラクロス」は日本独自の“顔”で登場! 海外仕様とどっちが好み?
海外で先行発売されていたトヨタ「カローラクロス」が、2021年9月14日に日本で発売されました。日本仕様の新型カローラクロスは海外仕様とは異なるフロントフェイスで登場しましたが、日本仕様と海外仕様とではどちらが好印象なのでしょうか。
カローラ初のSUVとして登場した新型カローラクロス
トヨタ「カローラ」初のSUVである新型「カローラクロス」が2021年9月14日に発売されました。
カローラクロスは2020年7月9日にタイで世界初公開。アジアや南米、北米など、グローバルに展開され、ヒットモデルとなっています。
日本のSUV市場でも注目される新型カローラクロスですが、ボディサイズは全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mm。トヨタのSUVラインナップでは「C-HR」と「RAV4」の中間に位置しています。
パワートレインはガソリン車とハイブリッド車を用意。駆動方式はガソリン車がFF、ハイブリッド車がFFとE-Fourを設定しています。
この新型カローラクロスについて、ユーザーはどのような感想を抱いたのでしょうか。SNSでアンケートを実施しました。
「新型カローラクロスのデザインについてどう思いますか?」という質問では、「とても良い」と回答した人が31.4%、「まあまあ良い」が45.7%、「それほど良いと思わない」が12.4%、「まったく良いと思わない」が10.4%と、デザインについては好印象を持った人のほうが多いようです。
評価する人の意見として、「カローラなのに力強さを感じるフロントデザインが良い。SUVになるとこんな感じに変わるのかとちょっとビックリです」「攻めすぎず、かといって大人し過ぎずのちょうどよいデザイン」「カローラブランドを大事にするトヨタの姿勢に好感を持った」といったコメントがありました。
一方、「カローラシリーズとして売り出すのであれば、もう少しキーンルックでクロスオーバーSUV感を強めた方が良かったのでは?」「もう少しカローラ寄りのデザインだと良かったと思う」など、カローラらしくないといった声も見受けられました。
また、「フロントはカローラロゴよりトヨタマークのほうが好み」「エンブレムをトヨタエンブレムにして欲しかった」といった意見もあるようです。
日本市場に投入された新型カローラクロスは、海外市場とは別のフロントデザインで登場しました。
これについて、「海外仕様と日本仕様のフロントデザインはどちらが好みですか?」と聞いたところ、「日本仕様が好み」と回答した人が68.6%と、「海外仕様が好み」と回答した31.4%を大きく上回りました。
それぞれを選んだ回答者からは次のような意見がありました。
●日本仕様が好み
・若々しくも見えるしカローラかもと初見でも分かりそう
・日本仕様のほうがスタイリッシュ
・海外仕様の大きいグリルが大きいのは少し見飽きた
・海外仕様は鯉やナマズの口みたいだから
●海外仕様が好み
・グリルがデカくてかっこいい!
・海外仕様はいまのトヨタらしいデザインと思う
・海外仕様はグリルがフロントフェイス全体のデザインと調和できているが、国内仕様は不調和で、独自のロゴが浮いて見える
カローラクロスの特徴的なフロントグリルが、国内仕様と海外仕様の好みを分けているようです。
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昨今のトヨタはとくにSUVに力を入れており、小型の「ライズ」から大型の「ランドクルーザー」「ハイラックス」まで多種多様なモデルをラインナップしています。
今回、使い勝手の良い新型カローラクロスが追加されたことで、トヨタSUVは万全の体制になったといえそうです。
国内仕様のフロントデザインは、カローラスポーツに通ずるライト下部のカナード風デザインと、上品なロアグリルは好印象だけど、唐突なアッパーグリルの形状がバランスを崩していて違和感を感じる。
だからバランスの取れた海外仕様のデザインの方が好み。