ディズニーとコラボした超小型2人乗り「NanoEV」発表! 50万円EV「宏光MINIEV」との関係性はある?

2021年9月29日から中国・天津で開催中の天津モーターショーにて、「上汽通用五菱」(ウーリン)は超小型2人乗りEV「NanoEV」を発表しました。

中国で新たな超小型EV「NanoEV」発表

 アメリカのゼネラルモーターズ(GM)と上海汽車(SAIC)の合弁会社、「上汽通用」が展開する「上汽通用五菱」(ウーリン)は、2021年9月29日から中国・天津で開催中の天津モーターショーにて超小型2人乗りEV「NanoEV」を発表しました。

天津モーターショーにて発表された超小型2人乗りEV「NanoEV」 今後中国ではこの手の小型EVが増える?
天津モーターショーにて発表された超小型2人乗りEV「NanoEV」 今後中国ではこの手の小型EVが増える?

 上汽通用五菱は「50万円EV」としても話題になった「宏光MINIEV」を製造・販売しているブランドです。

 もともと「宏光シリーズ」は同ブランドが展開する通常の「微型バン(ミニバン)」として有名でした。

 中国国内での乗用車販売台数においても、微型バン部門では常にトップに君臨しており、2017年、2018年の2年間は販売台数50万以上を売り上げて乗用車全体でも1位に輝いています。

 その派生車種として、2020年8月には超小型EVの「宏光MINIEV」が誕生しました。

 現在は、この超小型EVに加え、通常のモデルである「宏光S」、五菱宏光Sの旧モデルである「経典款宏光S」、商用バン仕様の「宏光V」、ゆとりある室内空間と高くなった最低地上高が特徴の「宏光S3」、そしてミドルサイズミニバンの「宏光PLUS」が販売されています。

 今回発表されたNanoEVは「ミニ」よりも小さい「ナノ」という名前がついていることから宏光MINIEVをさらに小さくした「ナノ」サイズの車両かと思われそうですが、車名に「宏光」の名前もついておらず、直接的な関係はありません。

 NanoEVは上汽通用五菱の「宝駿(BAOJUN)」という別のブランドが展開している「E200」という超小型2人乗りEVの姉妹車になります。

 宝駿 E200は、2019年9月から中国全土で販売されており、中国内でさまざまな工業製品のクオリティをジャッジする中国質量協会が2020年10月に発表した「中国新能源汽車満意度指数(訳:中国新エネルギー車満足度指数)」では、ライバルの長城 欧拉R1、チェリー eQ1などを抑え、「A00級純電動乗用車」カテゴリトップの満足度を記録しました。

 ちなみに、A00級とは中国独自のボディサイズの分類において一番小さいカテゴリであり、ホイールベースが2メートル以上2.2メートル以下のものと定められています。

 2020年8月にはマイナーチェンジを受け、NEDC方式での航続距離が250kmから305kmまで増えました。

 宝駿 E200と五菱 NanoEVはどちらも全長2497mmx全幅1526mmx全高1616mmの小さなボディを持ち、同じ28kWhのバッテリーを搭載。航続距離はいずれもNEDC方式で305kmとなっています。

 このように、どちらもほぼ同じスペックですが、モーターに関しては宝駿 E200が出力39hp/トルク110Nmなのに対し、五菱 NanoEVは32hp/85Nmで、若干の差異が現れています。

 NanoEVは現在、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品の「ズートピア」とコラボしたモデルを発表しています。

 2モデルが現在展開されており、それぞれ同作品の主人公であるアカギツネ「ニック・ワイルド」と、アナウサギの「ジュディ・ホップス」の各要素を至るところにあしらった5000台限定モデルとなっています。

 この新しいモデルは2人乗りということから「カップルカー」として五菱は大々的に宣伝しています。

 ズートピアとコラボしているというのも、劇中内で2人はカップル同然の関係になっているというのが理由のひとつでしょう。

 ちなみに五菱は現在、カップルの写真を投稿するとディズニーランドへの入場券が当たるプロモーションもおこなっています。

【画像】これは可愛すぎ! NanoEVとディズニーのコラボ仕様がスゴい!(21枚)

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