ディズニーとコラボした超小型2人乗り「NanoEV」発表! 50万円EV「宏光MINIEV」との関係性はある?
五菱NanoEVの価格はいくら? どんな装備がある?
価格に関しては現時点でこの限定モデルの値段しか明らかとなっていませんが、価格は5万9800元(邦貨換算約101万3100円)からで、宏光MINIEVの約2倍となっています。
ベースとなっている宝駿E200が5万4800元(邦貨換算約92万8400円)から販売されているので、NanoEVの通常モデルが発売された場合にはこれぐらいの価格になるのではないかと予想されます。

もちろん、その超小型なボディと低価格だけが特徴ではありません。
現代の乗用車では当たり前の装備となっているアンチロックブレーキシステム(ABS)や横滑り防止装置(ESC)、世界統一のチャイルドシート取り付け装置であるISOFIXアンカー(金具)。
さらに、ヒルスタートアシストやタイヤプレッシャーモニタリングシステム(TPMS)なども搭載しています。
スマートフォンのアプリと連携することで、アプリ上での施錠・解錠操作や、航続可能距離の表示、充電の予約などのコネクテッドサービスも利用可能となります。
五菱NanoEV ズートピアモデルの予約はすでに五菱が提供しているアプリ上で開始していて、1日2回、午前10時半と午後8時半に各50台、合計100台まで1日の予約枠を設けています。
また、中国の若者を中心に絶大な支持を得ている動画サイト「bilibili動画」とのコラボレーションモデルの登場も予定しているとのことです。
Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト
下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。






















