MT採用! 世界初公開のホンダ新型「インテグラ」はどんなスポーティセダン? 独自グリル採用し中国で復活

広汽ホンダが中国で公開した新型「インテグラ」は、中国仕様の新型「シビック」の姉妹車にあたるモデルです。いったい、どんな特徴があるのでしょうか。

独自フロントフェイスを採用した新型インテグラ

 ホンダの中国における合弁会社「広汽ホンダ」は、2021年9月28日に新型「インテグラ」を公開しました。中国仕様の新型「シビック」と姉妹車の関係になるといいますが、外観デザインはどんな特徴があるのでしょうか。

広汽ホンダが取り扱うホンダ新型「インテグラ」
広汽ホンダが取り扱うホンダ新型「インテグラ」

 歴代11代目となる新型シビックは2021年4月にアメリカで発売されて以来、日本、ヨーロッパ、東南アジアなど各地で発表されてきました。

 その後2021年9月24日に、ホンダの中国におけるもうひとつの合弁会社「東風ホンダ」が中国仕様の新型シビックを発表。

 ハッチバックタイプのみが展開される日本とは異なり、中国ではセダンタイプのみの展開となります。

 そして前述のとおり9月28日に、新型シビックとデザインが一部異なる広汽ホンダの新型インテグラが公開されました。

 新型インテグラと新型シビックで大きく異なるのはフロントグリルやライトまわり、バンパーまわりのデザインです。

 新型インテグラはハニカムデザインのフロントグリルを採用する一方、新型シビックは水平基調のフロントグリルデザインが特徴。またフロントグリル開口部やヘッドライトも一部異なります。

 フロントバンパーも、ロアグリルの台形部分をはじめ、独自デザインが与えられました。

 また、テールランプをはじめリアも一部独自の意匠になる模様です。

 なお、広汽ホンダは新型インテグラにMTを設定することを明言していますが、中国仕様の新型シビックにMTはなくCVTのみの設定です。

※ ※ ※

 インテグラといえば、高性能2ドアクーペ「インテグラタイプR」をはじめ、日本のユーザーの間でもファンの多い存在ですが、中国以外にアメリカでも2022年にアキュラブランドから5ドアスポーツの「インテグラ」が復活予定となっています。

 中国とアメリカで別のクルマとして「インテグラ」が復活している状況ですが、日本での復活については2021年秋時点でアナウンスはありません。

 それではここでクイズです。

 インテグラが日本で4世代にわたって販売されていた頃、ホンダは国内の販売店において「プリモ店」「クリオ店」「ベルノ店」の3チャネルを展開していました。インテグラは、このうちどのチャネルで販売されていたでしょうか。

【1】プリモ店

【2】クリオ店

【3】ベルノ店

※ ※ ※

 正解は【3】の「ベルノ店」です。

 ベルノ店は、スポーティな車種を中心に揃えた販売チャネルで、1978年に誕生。1985年に初代モデル(クイントインテグラ)が発売されたインテグラは、ベルノ店の専売車種とされました。

 プリモ店は1884年に、ベルノ店は1985年にスタートしていますが、4代目インテグラがモデルライフ終盤となった2006年3月に、ホンダは3チャネルを統合。現在の屋号「ホンダカーズ」へ変更しています。

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1件のコメント

  1. 今乗っているステップワゴンは、もう8年も経ち燃費も悪くなってきて、何よりガソリン車→ハイブリッド又は電気自動車に変えたいと思っています。ただこのコロナ禍でなかなか収入が伸びないので、もう少し今の車を乗るしかない?かと思い、乗っている状態です。

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