黒パーツで武装!? ホンダ新型「シビック」発表! 派手色仕様やエンジン2種類設定で中国で登場

2021年9月24日、ホンダの中国における合弁会社の東風ホンダは中国仕様の11代目新型「シビック」をオンライン発表しました。日本で販売される新型「シビック」とどんな違いがあるのでしょうか。

イエローのボディカラーの設定もある中国仕様の新型「シビック」

 ホンダの中国における合弁会社の東風ホンダは、中国仕様の新型「シビック」を2021年9月24日にオンライン発表、発売しました。日本では同年9月3日に発売された新型シビックですが、中国仕様と日本仕様でどのような違いがあるのでしょうか。

東風ホンダが発表した中国仕様のホンダ「シビック」
東風ホンダが発表した中国仕様のホンダ「シビック」

 東風ホンダによると、シビックは中国市場に進出してから16年の歴史を持つといい、クラス内のベンチマークとして時代と共に進化してきたといいます。

 今回中国仕様の新型シビックは、セダンタイプのボディで全6グレードが設定されます。一方、日本仕様の新型シビックはハッチバックタイプのボディで、グレードも全2グレードのみの設定です。

 外観は、アメリカなどで発表されたセダンタイプの新型シビックのデザインに準ずるものの、ブラックのドアミラーカバー・アウタードアハンドル・リアスポイラーも設定され(一部グレードで標準装備)、精悍な雰囲気です。

 また、日本の新型シビックにないボディカラーとしてイエローの設定があります。

 中国仕様のシビックに搭載されるエンジンは1.5リッター直噴VTEC直噴ターボですが、エンジンスペックが2種類存在。

 高出力仕様は最高出力134kW(182馬力)・最大トルク240Nmで、低出力仕様は最高出力95kW(129馬力)・最大トルク180Nmというスペックです。

 なお、高出力仕様の最高出力・最大トルクは日本で販売される新型シビックと同等となる一方、低出力仕様の最高出力・最大トルクはシンガポール仕様の新型シビック(セダン)に搭載されるエンジンと同等となります。

 中国仕様のシビックのトランスミッションは全車CVTで、MTの設定はありません。

 そのほか、コネクティッド機能として「Honda CONNECT 3.0」が搭載されるほか、予防安全装備として最新版の「Honda SENSING」も用意されます。

 中国仕様の新型シビックの価格は、高出力仕様が14万2900元から16万3900元(日本円換算で約248万円から約281万円)で、低出力仕様が12万9900元から13万6900元(約222万円から約234万円)です。

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