絶対に逃げられない!? 北米で登場したEVパトカー「マスタング マッハE ポリスカー」とは?

米国フォードは2021年9月17日、ミシガン州警察にテスト用としてSUV型電気自動車「マスタング マッハE」を提供したと発表しました。

 米国フォードは2021年9月17日、ミシガン州警察にテスト用としてSUV型電気自動車「マスタング マッハE」を提供したと発表しました。

ミシガン州警察にテスト用として提供されたSUV型電気自動車、フォード「マスタング マッハE」のパトカー
ミシガン州警察にテスト用として提供されたSUV型電気自動車、フォード「マスタング マッハE」のパトカー

 フォードは電動パワートレインを搭載した車両が優れた性能を発揮し、警察での厳しい職務サイクルに耐えられることを実証するため、2021年型をベースにしたパイロット版の警察車両を製作、9月18日から20日にかけてテストをおこなったといいます。

 ここでのテストをベンチマークとしながら、将来的には専用のポリスカーEVを検討していきます。

 9月7日には、英国においてもマスタング・マッハEポリスカーのコンセプトモデルが発表されていますが、このモデルも警察機関が試乗の機会を求めて殺到するなど人気を博しているといいます。

※ ※ ※

 マスタング・マッハEは、全長4724mm×全幅1880mm×全高1600mm、ホイールベースは2972mmと、ミドルクラスのクーペSUV型EVです。アメリカを代表するスポーツカー、「マスタング」ファミリーの一員らしく、スポーティな雰囲気に仕上げられています。

 2020年秋に、まずはファーストエディションが登場。このモデルは332馬力・565Nmを発生するモーターと98.8kWhのバッテリーを搭載する4WDモデルで、EV走行距離は満充電で約483km、0-60mph(約97km/h)加速は5秒台なかばといいます。

 2021年春に登場したスポーツモデル「マッハE GTパフォーマンスエディション」は、459馬力・830Nmを発生するモーターを搭載しています。

 バッテリー容量は75.7kWh(288個のリチウムイオンバッテリー搭載)と98.9kWh(376個のリチウムイオンバッテリー搭載)の2種類から選べ、EV走行距離は約338kmから約483kmです。バッテリー搭載位置はキャビンの床下で、水冷式となっています。

【画像】超クール! フォードのEVパトカーを画像で見る(17枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー