クラスTOPは本当? トヨタ新型「カローラクロス」の広さはどう? ライバルSUVと比較してみた!
2021年9月14日に発売されたトヨタ新型SUV「カローラクロス」ですが、ライバルのコンパクトSUVに比べ、広さや使い勝手はどうなのでしょうか。
カローラクロスの使い勝手を徹底チェック
トヨタのカローラシリーズに、新たなコンパクトSUV「カローラクロス」が登場し、2021年9月14日に発売が開始されました。
新型カローラクロスは、5人乗車時でもクラストップレベルのラゲージ容量を確保し、コンパクトSUVのなかで優れた使い勝手のよいモデルといいます。
では、新型カローラクロスはどの程度広い室内を持っているのでしょうか。また、ライバルとなるトヨタ「ヤリスクロス」、ホンダ「ヴェゼル」、日産「キックス」などとはどのような違いがあるのでしょうか。
新型カローラクロスは、どの座席に座っても見晴らしの良い快適空間を実現しているといいます。
その秘密は、背の高いSUVの利点を生かし、頭上空間にゆとりを持たせたことですが、どの程度の広さがあるのか、実際の室内寸法を見ていきます。
新型カローラクロスは、室内長1805mm×室内幅1505mm×室内高1265mmと、コンパクトSUVとしては広めの室内を確保。
荷室を見ていくと、5人乗車していてもクラストップレベルの487リッターを実現しており、さらに後席を倒せば、ロードバイクの積載が可能など、アクティビティでの使用にも不便はないといえるでしょう。
気になるのは、女性や背の低い人の荷室への荷物の出し入れですが、ラゲージ開口部は地面から720mmに設定しているということなので、小柄な女性でもバッグの積み下ろしはそれほど苦にならないようです。
そして、ラゲージドアの開け閉めには、クルマのキーを携帯し、足をバンパーの下に出し入れすると開閉が可能なハンズフリーパワーバックドアを「Z」グレードに標準装備、「S」グレードにオプション設定しました。
このハンズフリーパワーバックドアは、両手に荷物を抱えているときにもバックドアの開閉が可能となる便利な機能です。
室内のユーティリティを見ると、小物入れは前席にグローブボックス、フロントコンソールトレイ、カップホルダー2個、その後ろにセンターコンソールボックス、そしてドアポケットにはペットボトルが1本入るボトルホルダーがあります。
さらにフロントコンソールトレイには通信用USB端子があり、Zグレードはオプション設定で充電エリアに置くだけでスマホの充電が可能な、置くだけ充電も利用可能です。
後席では、書類などが収納できる助手席バックポケット、カップホルダーが2個付いたセンターアームレスト、そして後席用にZとSグレードにはセンターコンソール後端に2個のUSB充電端子、そして「G」にはセンターコンソール内にUSB充電端子がひとつ付きます。
また、ハイブリッド車のみのメーカーオプションですが、停電時などの非常時に電気製品が使えるAC100V/1500Wのアクセサリーコンセント非常時給電システム付きが用意されています。
左デッキサイドに設置されたコンセントは、1500Wまでの家庭用電化製品対応可能で、ガソリン満タン時なら、2WDで約4日間、E-Four(4WD)なら約4.5日間、電力供給が可能です。(400W使用時)
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クラストップレベルの荷室空間を持ち、さらに開口部が低く設定されているので、日常使いからアウトドアまで幅広く使用できるほか、ハイブリッド車にオプション設定のアクセサリーコンセントを繋げば、非常時にも頼もしい存在といえます。
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