ホンダ 新型「インテグラ」が登場秒読み!? 4ドアセダンで登場する中国独自仕様の正体とは?
中国でホンダの合弁企業から「インテグラ」が復活する見込みということです。いったい、どんなクルマになって登場するのでしょうか。
現行「シビック」とどんな関係?
ホンダがかつて四輪車で用いていた車種名「インテグラ」が、ホンダの中国における合弁企業「広汽ホンダ」のセダンとして復活することが明らかになりました。
アキュラブランドからインテグラの復活が宣言されましたが、それとは別に中国市場に投入される新型インテグラとは、どんな車種なのでしょうか。
広汽ホンダはホンダと広州汽車の合弁会社で、現地で中国仕様の「フィット」や「アコード」、「オデッセイ」を取り扱っています。
そして、今回広汽ホンダが取り扱う新型インテグラの存在は、中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)のウェブサイトにアップロードされた情報から明らかになりました。
中国では、発表される前の新型車の情報を事前に工信部に届け出る必要があるといい、新型インテグラ以外にも、これまでさまざまな中国向けの新型車の存在が工信部のサイトから明らかになっています。
中国仕様の新型インテグラのベース車は、2021年6月にアメリカで販売が開始されたセダンタイプの11代目「シビック」で、両車は姉妹車の関係にあたります。
日本で2021年9月3日に発売されたシビックはハッチバックタイプなので、中国仕様の新型インテグラとはボディタイプが異なります。
なお、中国市場では広汽ホンダが新型インテグラを販売する一方、ホンダのもうひとつの合弁会社「東風ホンダ」(東風汽車との合弁)が中国仕様の11代目シビックを販売する予定です。
今回のように、ベースが同じクルマに違う車種名を与え、姉妹車として広汽ホンダと東風ホンダで売り分ける事例はほかにも存在。
前述した中国仕様のオデッセイやアコード(広汽ホンダ)は、東風ホンダ版の姉妹車では「エリシオン」「インスパイア」として販売されるなど、日本のユーザーにとっては懐かしい名前がラインナップされています。
それではここでクイズです。
前述のとおり、中国仕様のフィットは広汽ホンダから販売されていますが、東風ホンダ版の姉妹車にはどんな車種名がつけられているでしょうか。
【1】ロゴ
【2】ザッツ
【3】ライフ
【4】キャパ
※ ※ ※
正解は【3】の「ライフ」です。
東風ホンダ版のフィットとなるライフは、2020年10月15日に武漢オートショー2020で初公開されました。日本でかつて販売されていた軽自動車の名前が海外で復活したとして、日本のユーザーからも注目される存在となりました。
アキュラの方のインテグラが復活した後は
どうするつもりなんだこれ?