ポルシェと違法電動キックボードが衝突事故! 警察も知らなかった?「電動キックボード」の実態とは
2021年8月10日午後3時頃に東京都港区の西麻布でポルシェと電動キックボードの事故が発生しました。実はこの事故は、違法性のある電動キックボードが使われていたようです。
西麻布でポルシェと違法電動キックボードが事故
度々、話題となる電動キックボードの事故やトラブルですが、ヘルメット未着用(ノーヘル)を認めることや免許不要などの規制緩和が検討されています。
一方で、正しい知識を持たずに購入ならび使用する人が後を絶ちませんが、どのような実態なのでしょうか。
電動キックボードは現在のところ、600W以下の機種については「原付1種」(排気量50ccの一般的な原付)と同等の扱いとなっており、ヘルメット着用や保安部品、ナンバープレート、自賠責保険への加入が必須です。
しかし、実際は正しい知識を持たない量販店などで安価に入手できることもあり、乗る人自身も正しい知識を知らないことから、クルマや歩行者との事故が多発しています。
2021年8月26日には、東京都新宿区在住の23歳の女性が、新宿区内を無免許で電動キックボードを運転し赤信号無視を繰り返してタクシーに衝突。
電動キックボード利用中としては全国初となる「自動車運転死傷処罰法違反」(無免許危険運転致傷)が適用されることになりました。
電動キックボードに関しては、最高速度の設定などによって「免許不要」「ヘルメット任意」など規制緩和に向かう動きもあります。
すでに指定業者のシェア電動キックボードに関しては「ヘルメット無し」での走行を認めるなどの実証実験が始まっています。
そうしたなかで、2021年8月10日午後3時頃に東京都港区の西麻布でポルシェと電動キックボードの事故が発生しました。
近所に事務所を構える筆者(加藤久美子)の友人Aさんがたまたまその場に居合わせて一部始終を目撃していたといいます。
「電動キックボードはヘルメット無しの20代の若い女性、ポルシェは70代くらいの女性が運転していました。
私が目撃したときには既に警察が来て当事者に事情聴取をしているときでしたので、事故が起こった瞬間は見ていませんがキックボードがポルシェの下に挟まっていました。
恐らくぶつかる直前に飛び降りて、キックボードだけがポルシェと衝突して車体の下に潜り込んだのではないかと思います。
現場には救急車も来ていましたが、キックボードのオーナーは救急車を利用することなく『急いでいるのでもういいですか?』とその場を足早に立ち去ったように見えました。
電動キックボードにはナンバーがついておらず、保安部品もついていませんでした」
それから約10日後、Aさんは事故現場に立て看板が設置されていることに気づきます。
麻布警察署によって立てられた看板にはキックボードの写真が掲載され「所有者の情報」が求められていました。
「事故現場には警察も救急車も来ていて、キックボードのオーナーにも事情聴取をしていたのに…なぜ、いままたキックボードの所有者を探しているのか不思議でした。
現場で警察官が話を聞いているのだから当然、連絡先なども把握しているのではないかと思いますが」
気になったので筆者とAさんが警察関係者を当たってみたところ興味深い話が出てきました。
「警察はキックボードの所有者と連絡が取れないようです。キックボード所有者が警察に対して正しい連絡先を教えていなかった可能性もあります。
また、このキックボードを『免許もヘルメットも不要な機種』だと勘違いして女性を解放した可能性もあります」(警察関係者)
無免許で事故起こして現行犯逮捕されない日本
ヤフオクで個人商店が日本仕様としてその機体販売してますよ。
原付1種での二段回右折や 制限速度30キロなどくるまの制限速度と合わない速度でも危ないのにノーヘルまたは 半ちゃっぷのヘルメットは 危ない電動エンジン付のものは最低でもジェット型かフルヘイスのハルメットの着用を義務付けないと乗る人 対くるまも あぶない(よくハーレーなどで半チャップのハルメットも危ない)