北米で大人気のフォード新型「ブロンコ」に早くも2022年モデル発表! 新色が話題

すでに19万台以上の予約が入った大ヒットモデル

 新型ブロンコは2020年7月、およそ25年ぶりに復活が発表されたSUVです。2021年6月から米ミシガン州にあるフォード組立工場にて生産が開始され、この夏から全米のディーラーで納車が始まりました。

 生産開始時点では、すでに12万5000台を超えるオーダーが入り、米国とカナダを合わせると、すでに19万台以上の予約が入っているという大ヒットモデルになっています。

ブロンコの歴史上初めて設定された4ドアモデル
ブロンコの歴史上初めて設定された4ドアモデル

 初代は1965年に登場した歴史あるSUV(4×4)で、当時はジープ「チェロキー」やシボレー「ブレイザー」とともに、この小型SUVセグメントをリードしていたといいます。

 新型ブロンコは伝統の2ドアモデルのほか、4ドアモデルも初めて用意されます。

 アメリカンSUVらしく、取外し可能なルーフシステムを採用。2ドアモデルには標準で3セクションルーフシステム(左右のフロントセクションとリアセクション)が用意され、オプションではリアシートとカーゴエリアに取り外し可能なパネルが追加されたモジュラートップが選択できます。

 また4ドアモデルには、標準で布製ソフトトップを用意し、ハードトップも選択可能です。さらに2ドア/4ドアモデルともに独自のフレームレスドアになっていて、簡単に取り外すことが可能です。

 搭載されるエンジンは310ps・400lb-ft(約542Nm)を発生する2.7リッターV型6気筒「エコブースト」と、270ps・310lb-ft(約420Nm)を発生する2.3リッター直列4気筒「エコブースト」の2種類。トランスミッションは7速MT、および10速ATが組み合わされます。駆動方式はすべて4WDとなります。

 ベースモデルの2ドアブロンコは、2万9995ドル(日本円で約322万円)からという車両価格です。

 日本では2016年にフォードが撤退しているため、新型ブロンコは正規輸入モデルでは手に入りません。

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