めちゃ速そう! 新型「フェアレディZ」の最速仕様公開? 期待高まるカスタムイメージがスゴい!

2021年8月19日、日産新型「フェアレディZ」のレーシング仕様のイメージを米国在住のカーデザイナー・brad氏が公開しました。どのような仕様なのでしょうか。

50年前のレーシングカラーリングをオマージュ!? 速そうな新型フェアレディZとは

 世界中で話題となった日産新型「フェアレディZ(北米名:Z)」の世界初公開。
 
 2021年8月17日(現地時間)に公開された2日後の19日に、3Dアート/レンダリングやカーメカニックを手掛ける米国・ロサンゼルス在住のbrad氏が自身のSNS「Brad Builds」にて、レーシング仕様をイメージした新型フェアレディZの画像を公開しました。

これは速そう! 「BRE240Z」をオマージュしたレーシング仕様(photo:bradbuilds)
これは速そう! 「BRE240Z」をオマージュしたレーシング仕様(photo:bradbuilds)

 日産は、米国・ニューヨークにて7代目となる新型フェアレディZ(北米仕様の市販モデル)をお披露目しました。

 北米仕様のボディサイズは、全長172.4インチ(約4379mm)×全幅72.6インチ(約1844mm)×全高51.8インチ(約1316mm)、ホイールベース100.4インチ(約2550mm)と、先代と同じプラットフォームを採用するため、サイズには大きく変更はありません。

 しかし、新型フェアレディZのデザインには、初代(S30)、4代目(Z32)などの歴代モデルを意識したテイストが盛り込まれ「伝統と最新技術の融合」を具現化しています。

 パワートレインは、最高出力405ps、最大トルク350lb-ftの3リッターV型6気筒ツインターボエンジンが搭載され、6速MTまたは9速ATを設定。

 今回、Brad Buildsで公開されたレーシング仕様は、2020年9月に先行してお披露目された「Zプロトタイプ」をベースに製作しています。

 レーシング仕様のイメージは、1970年-1971年に米国で開催されたSCCA(スポーツ・カー・クラブオブ・アメリカ)のCプロダクション選手権で2年連続優勝を果たした「BRE(ブロックレーシングエンタープライズ)」が率いるダットサン「240Z」(日産・フェアレディZ)のカラーリングをモチーフにしています。

 参戦したBRE240Zのカラーリングは、ボンネットからルーフを赤、フロントバンパーからドア、リアフェンダーを白の2トーンとなり、ドア部分には青のアクセントを取り入れたデザインです。なお、参戦時のゼッケン「46」も忠実に描かれています。

 Brad Buildsの公開した仕様でも、同じようなカラーリング&デザインを採用するほか、BREのロゴも随所に配置しています。

 カスタム部分としては、フロントリップバンパーをBRE240Zと同じく赤に配色。

 それ以外では、Brad Buildsオリジナルのカスタムとして、フェンダーミラー化、オーバフェンダー化、ダックスポイラーやリアウインドウルーバーの追加をおこなっています。

 さらに、リアアンダーディフューザーに加えて、片側縦2本出しの4本マフラーを採用するなど、BRE240Zへのオマージュとオリジナリティをバランスよく取り込んでいます。

 また、足元にはRSワタナベ製のホイールが装着され、Brad氏は「ワタナベのセットに日産はいつでも似合う」とコメントしています。

※ ※ ※

 新型フェアレディZの発売は、米国にて2022年春が予定されており、価格は4万ドル(約440万円)からといわれています。

 発売後には、さまざまなモータースポーツへの参戦も予想されますが、かつてのBRE240Zをオマージュしたこのレーシング仕様は、それらの参考になるかもしれません。

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【Thanks Photo】
https://www.instagram.com/bradbuilds/

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