BMWの電動グランクーペ「i4 M50」 電動バイクの世界選手権FIM Enel MotoE ワールド・カップのセーフティ・カーに

BMWのモータースポーツ関連子会社であり高性能車を製造する「BMW M」社は、電動バイクの世界選手権FIM Enel MotoE ワールド・カップの新しいセーフティ・カーとして導入する電動グランクーペ「i4 M50」を公開しました。どのような意図があるのでしょうか。

MotoEのセーフティーカーが電動化

 BMWのモータースポーツ関連子会社であり高性能車を製造する「BMW M」社は、電動バイクの世界選手権FIM Enel MotoE ワールド・カップの新しいセーフティ・カーとして導入する電動グランクーペ「i4 M50」を公開しました。

【画像】MotoEのセーフティ・カーとして導入される電動グランクーペ「BMW i4 M50」の画像を見る(8枚)

FIM Enel MotoE ワールド・カップのセーフティ・カーとして導入される電動グランクーペ「BMW i4 M50」

 エネルジカ社製の電動バイクのみで行われるFIM Enel MotoE ワールド・カップは、MotoGP世界選手権の一部として2019年にスタートしたシリーズで、アジア人初として大久保光選手も参戦しています。

 現在、MotoEではセーフティ・カーとしてハイブリッドカーのBMW「i8」を使用していますが、その代わりとして導入される電動モデル初のi4 M50は、フロントとリアの両アクスルに電気モーターを搭載し、合計400kW/544psを発生させ、M専用のシャシー・テクノロジーを採用することで、魅惑的なドライビング・ダイナミクスを実現したモデルです。

 今回の発表に際し、BMW M社のCEOであるマルクス・フラシュ氏は次のようにコメントしています。

「BMW i4 M50によって、私たちは新しい時代に突入し、完全に電気駆動のドライブトレインを搭載した初のMを発表しました。

 この最初のM で、私たちは未来への道筋をつけています。非常にスポーティなパフォーマンス・ビークルと電動化の組み合わせは、エキサイティングなテーマとなります。私たちは、スポーツ性、パワー、ダイナミクスを備えた典型的なエモーショナルなMのドライビング・エクスペリエンスという、人々がMに価値を見出してきたすべてのものが、完全な電気自動車でも可能であることを示しています。

4ドアのグランクーペの市販バージョンは秋に発売されますが、ファンの皆様にはこの夏、レース場でそのワールドプレミアをお楽しみいただけます。MotoEのセーフティカーとして、完全に電気で動き純粋なパフォーマンスを持つBMW i4 M50ほどふさわしいものはありません。私たちは、スピルバーグでの初公開を楽しみにしています」。

※ ※ ※

 FIM Enel MotoE ワールド・カップ第5戦オーストリアGPは、8月15日にレッドブル・リンクで開催予定です。

提供:バイクのニュース

逃げられない速さ! なぜ電動白バイ導入? 警視庁が白バイにBMW製EVバイクを選んだ理由とは


BMWで一番ちいさなバイク 普通二輪免許で乗れる「G 310 R」の存在感


ヤマハから新型「EC-05」登場! 最大110kmの航続距離を実現した次世代の電動スクーター


突如でてきた「カワサキ」の電動バイク いつ発売?


6速ミッションの電動バイク「RevoNEX」は0-100km/h 3.9秒を実現して2021年発売!?

【画像】MotoEのセーフティ・カーとして導入されるる電動グランクーペ「BMW i4 M50」の画像を見る(8枚)

会員登録ポイントで豪華賞品ゲット

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー