スポーティさやSUV感がいいね! ファーストカーで乗りたい個性的な軽自動車とは
人気の「クロスオーバー」を軽で実現したモデルとは?
●ダイハツ「タフト」
現在人気の「クロスオーバー」ですが、これはふたつのジャンルのイイトコ取りしたモデルです。
軽自動車でもスズキ「ハスラー」がヒットしており、今後さらに人気が出そうなジャンルでしょう。
この「軽クロスオーバー」に2020年参入したのが、ダイハツ「タフト」です。
タフトはDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を採用する第3弾として誕生。
全長3395mm×全幅1475mm×全高1630mmのボディのなかに、広々とした居住空間や汚れに強い素材を使用したラゲッジスペースを設け、アウトドアなど行楽に出かけるのに最適な仕様になっています。
さらに、「スカイフィールトップ」と名付けられた大型ガラスルーフを全車標準装備。開放感がある室内も特徴です。
パワートレインは、52馬力のNAと64馬力のターボエンジンをラインナップ。トランスミッションはCVTのみですが、2WD(FF)と4WDが選択できます。
さらにダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」を全車標準装備。新開発のステレオカメラを採用し衝突回避支援ブレーキ機能も強化されました。
また、フロントのアプローチアングルを27°、リアのディパーチャーアングルを58°、最低地上高を190mmにすることで悪路走破性を高めており、アウトドアの未舗装路でも気にせずガンガン走っていけるのは魅力的です。
それでいて日常はハイトワゴンとしての利便性を十二分に発揮してくれる使い勝手の良さも備えるなど、ファーストカーとしても優れたモデルでしょう。
●三菱「eKクロス」
軽ハイトワゴンの実用性はそのままで、強烈なインパクトを残すフロントマスクを合わせたのが三菱「eKクロス」です。
現在ではSUVを主力とする三菱ですが、得意のオフロードに強いSUV感を軽にもプラスしました。
現在の三菱で人気車種となっている「デリカD:5」と同じデザインコンセプト「ダイナミックシールド」をeKクロスに採用。まるで軽自動車版デリカD:5とでも呼ぶべきスタイルに仕上がっています。
しかも加速時にはリチウムイオンバッテリーを使ってモーターでエンジンをアシスト、減速時には回生ブレーキで生じた電気を充電するマイルドハイブリッドシステムを搭載するなど、時代に合わせた環境性能も備えました。
eKクロスのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1660mm。最低地上高は155mmと標準的ですが、SUV風のデザインということもあって、アウトドアで映えるスタイルを実現しています。
2019年に登場したばかりの最新型らしく、三菱の運転支援機能「三菱e-Assist」を搭載。
衝突被害軽減ブレーキシステム、ペダルの踏み間違いによる衝突防止をアシストし、フロントカメラ搭載で異変を知らせる車線逸脱警報システムなどはもちろん、ドライバーが標識を見逃してもインフォメーション画面で表示し警告する標識検知機能「TSR」も装備しています。
また、高速道路での同一車線運転支援機能「マイパイロット(MI-PILOT)」を搭載するなど、高速道路での運転(アクセル・ブレーキ・ステアリング操作)をアシストし、長距離移動での疲労を軽減してくれます。
eKクロス最大の魅力は、押し出し感の強いデザインに最新の機能を備えたというところにありそうです。
N-ONE欲しかったけど、欲しい色とグレードが合わなくてなぁ…
高グレード専用色を設定するのはいいけど、低グレードの色は自由に選べてもいいんじゃないかと