五輪終了後も「1000円上乗せ」続く? 高速料金は変動制になるのか 賛否ある料金形体とは

2021年7月26日に、国土交通省は今後の大都市圏の主要高速道路(首都高など含む)にて通行料金を変動する制度の導入を検討していることを発表しました。今後、どのような方向性が考えられるのでしょうか。

首都高などで導入が検討されている変動料金制度、その概要とは?

 国土交通省では、今後の大都市圏の主要高速道路(首都高など含む)にて通行料金を変動する制度の導入を検討しているといいます。一体どういった理由からなのでしょうか。

今後、混雑状況に合わせて料金を変動させるような制度は導入されるのか?
今後、混雑状況に合わせて料金を変動させるような制度は導入されるのか?

 2021年7月26日に、今後首都高を含む高速道路での料金変動制の導入を検討していると国土交通省は発表しました。

 これは「第51回国土幹線道路部会」にて、社会資本整備審議会が高速道路の維持管理や更新への取り組みに加え、高速道路の料金制度のあり方についての提案がなされました。

 そのなかで、2014年に新たな高速道路料金に移行されてからの渋滞状況や課題を踏まえ、見直しが検討され、提案のなかで大都市圏料金の方向性について、「利用度合いに応じた公平な料金体系」「管理主体を超えたシンプルでシームレスな料金体系」「交通流動の最適化のための戦略的な料金体系」といった「料金の賢い3原則」と名付けられ、さらに料金制度を進化すべく見直しが図られています。

 具体的には、今後の取組について物流に配慮したうえで渋滞の激変緩和として上限料金の順次見直しや、首都高速に続いて阪神高速等の料金体系についても見直しを検討、柔軟に料金変更できるシステムへの改良が提案されています。

 こうした料金変動制の導入検討について、国土交通省の担当者は以下のように話します。

「このような提案は、首都高を含む高速道路の混雑状況緩和のために導入が検討されています。

 実際のところまだ日時や内容について具体的に決まっているわけではなく、あくまでこれから検討していく予定となっています」

 具体的な施策については未定とされており、高速道路の渋滞状況を鑑みて、これから具体的な内容について検討していくということです。

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