トヨタ新型「ハイエース」改良モデル発表! 全車ディーゼルの300系 新型「グランビア」と共に豪で登場
日本ではラインナップにない「300系ハイエース」が販売されるオーストラリアで、ハイエースの改良が発表されました。どのような装備が追加されたのでしょうか。
2.8リッターディーゼルターボを搭載
トヨタのオーストラリア法人は、2021年7月30日に「ハイエース」「グランビア」の改良モデルを発表しました。
ハイエースに関して、2021年現在日本では2004年発売の200系ハイエースが販売中となっていますが、海外では2019年に東南アジア向けを皮切りに新型ハイエース(300系ハイエース)が発売されており、オーストラリアでラインナップされるハイエースもこの300系となります。
またオーストラリアで販売されるグランビアは、300系のハイエースをベースとしたミニバンです。
今回オーストラリアで改良を受けるハイエースとグランビアは、全モデルにトヨタコネクテッドサービスを導入。より安全・安心に利用できるようになりました。
トヨタコネクテッドサービスで提供されるサービスの一例としては、衝突時やエアバッグの作動時に、24時間365日体制のエマージェンシーコールセンターへの緊急通報を自動的におこない、車両の位置情報を伝える機能が挙げられます。
乗員が手動でSOSボタンを押すことで、コールセンターに緊急通報することも可能。救急隊に、車両の位置を伝えることができます。
また盗難にあった場合は、盗難車追跡サービスを利用して、当局による車両の位置確認を支援するということです。
さらに、ハイエースでは従来のコンソールトレイに代わり、A4サイズのバインダーラックやカップホルダーにも変形する可動式パーテーションが含まれる、センターコンソールストレージボックスが標準装備されるほか、全天候型のフロントフロアマットや、薄型のルーフアンテナも追加されます。
グランビアも装備の拡充がおこなわれ、リアプライバシーガラス、フロントカーペットフロアマットに加え、リアのUSB充電口をタイプAからタイプCへ変更、さらに6口設けられています。
搭載されるエンジンはハイエースとグランビアともに2.8リッターディーゼルターボで、トランスミッションは6速ATと6速MT(一部仕様のみ)です。今回の改良で、ガソリン仕様は廃止されました。
車両価格は、ハイエースが4万4230豪ドルから7万2230ドル(日本円換算で約359万円から約586万円)、グランビアは4万4230豪ドルから4万6230ドル(約359万円から約375万円)に設定されます。
<
- トヨタ ハイエース
-
- 新車販売価格:236.3~368.5万円
- ボディタイプ
- ミニバン
- 販売年月
- 2017年12月~生産中
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。