トヨタ新型「ランクル」TOYOTAロゴが輝く「GRスポーツ」新設定! 標準モデルとの違いは何?
悪路走破性や価格はGRスポーツのほうが上!?
新型ランドクルーザーは、先代となる200系で培われた信頼性・耐久性・悪路走破性を継承しながら進化させ、世界中のどんな道でも運転しやすく、疲れにくい走りを実現することを目指して開発されました。
200系のフレーム構造は踏襲しつつ、TNGAプラットフォーム(GA-F)を新たに採用。高い剛性を確保しながら、ボンネット、ルーフ、全ドアパネルのアルミ化、高張力鋼板の採用拡大などによって約200kgの大幅な軽量化を実現しています。
さらに、どのような道でも気持ちよく走破できるサスペンションを新開発。標準モデルは、フロントはダブルウィッシュボーン式独立懸架、リアはトレーリングリンク車軸式とすることで、オフロード性能とオンロード性能を両立させました。
GRスポーツはさらに専用チューニングのサスペンションを搭載。専用スタビライザー、コイルスプリングを設定し、オンロードでは意のままの走り、オフロードでは設置性と走破性を高次元で実現しています。
パワートレインはこれまでのV型8気筒エンジンに代わり、新開発のエンジンとして、415馬力/650Nmの3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンと309馬力/700Nmの3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルが標準モデルとGRスポーツに搭載されました。
これらのV6ターボエンジンの性能を引き出す10速AT(ダイレクトシフト)を採用しています。
なお乗車人数は、3.5リッターV6ガソリンターボが5人/7人、3.3リッターV6ディーゼルターボが5人乗りとなります。
さらにGRスポーツは、電子制御でスタビライザー効果を変化させる「E-KDSS」を世界初搭載。
市街地での走行安定性とオフロードの走破性を高次元で両立させるサスペンション制御システムで、前後のスタビライザーを独立して自動で電子制御し、路面状況や前後輪それぞれの状況に応じてより細かくスタビライザー効果を変化させます。
なお、E-KDSSと合わせてばね定数やAVSも最適化。優れた操縦安定性とともに、サスペンションストロークを大きく伸ばし、ランドクルーザー史上、最長のホイールアーティキュレーションを実現しています。
またGRスポーツには、リアに加えてフロントにも電動デフロックを搭載(標準モデルはリアのみオプション)。さまざまな悪路環境において、より優れた走破性を発揮するモデルとなりました。
標準モデルとGRスポーツは価格も異なります。
価格(消費税込)は、標準モデルの3.5リッターV6ガソリンターボが510万円から730万円、3.3リッターV6ディーゼルターボが760万円です。
GRスポーツは、3.5リッターV6ガソリンターボが770万円、3.3リッターV6ディーゼルターボが800万円となり、どちらのエンジンにおいても標準モデルの最上級「ZX」より40万円高となっています。
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世界中のファンが待ち望んでいた新型ランドクルーザーですが、多くの受注があり、早くも納期に1年以上かかるといわれています。
14年ぶりの新型登場で、早くも爆発的な人気を獲得しているようです。
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