7月7日は「セブンの日」 大黒・海ほたるに集まるロータリー車激減の理由とは
主に、マツダ「RX-7」を中心に集まる走行会やオーナーズミーティングなどが開催され「セブンの日」こと7月7日、2021年は例年と異なる様子だったといいますが、どのような変化があったのでしょうか。
毎年7月7日は「セブンの日」
毎年7月7日、およびその前後の週末、7月17日(セブン・イイナ)などには全国各地でマツダ「RX-7」による走行会やオーナーズミーティングなどが開催されています。
数台規模のものから数百台規模のものまでさまざまですが、RX-7を愛するオーナーどうしが親交を深めたり、セブンやロータリー車が大好きなファンが実際のオーナーに話を聞けたりする貴重な機会になっているようです。
そのような「セブンの日」が各地で開催されるなか、7月7日は1990年代半ば頃から首都高速の休憩施設である大黒パーキング(以下大黒PA)でも「セブンがたくさん集まる場所」としてもおなじみでした。
東京湾アクアラインに海ほたるPAができて以降は、大黒PAの後には海ほたるに移動というのが例年のスタイルでした。
筆者(加藤久美子)もこれまで何度か7月7日に大黒PAと海ほたるに集まるセブンの取材を行っており、大黒PAも海ほたるもたくさんのセブンで埋め尽くされていて壮観でした。2020年は20時過ぎから大黒PAの閉鎖がおこなわれました。
しかし、2021年の7月7日は例年とはかなり様子が違っていました。大黒PAも海ほたるも2020年までとは違ってFCもFDも非常に少ない、というか海ほたるなどはほとんどいなかったという情報もありました。
また2020年は大黒PAの入口で「交通違反」「取締中」のサインを掲げた神奈川県警のパトカーが数台停まって、一斉検問のような形で違法改造車の取り締まりをおこなっていましたが、2021年はそれもありません。
大黒PAに集まっていたRX-7の台数も2021年の同じ時間帯に比べてずいぶん少ないように見えます。
もちろん少ないとはいっても、20台、30台はいたと思いますし、RX-7を見に来たであろうギャラリーも少なからずいたようです。
ちなみに1990年代に始まったとされる大黒PAでの「セブンの日」ですが、主催者がとくにいるわけでもなくみんなそれぞれセブンオーナーが1人でもグループでも好きな時間に来て好きな時間に帰るという自由参加の集まりです。
参加したオーナーに聞いてみたところ、「ここでしか会えない仲間もいるので」、「街で見かける機会も減ってきましたがここならたくさんのセブンに会えます」「仕事の帰りにふらっと寄ってみました」など自由な集まりですが、PAでの滞在時間を極力短くし、空ぶかしなどは一切おこなわないなど、節度を持った集まりのように感じました。
2020年までに比べると明らかに少ない今年の大黒PA。海ほたるに関してもSNSに上がる情報や写真を見る限り、激減している様子がわかります。
毎年7月7日にたくさん集まっていたセブンはどこに行ったのでしょうか。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。