トヨタ「カローラSUV」は今秋登場? 20年ぶり王者奪還なるか? 半世紀以上愛され続ける理由とは

約20年ぶりに「カローラ」が販売台数No.1に返り咲く?

 堅調に販売を続けるカローラシリーズに、新たなバリエーションとして「カローラクロス」が2021年秋に登場するといわれています。

 これは海外では既に販売を開始しているカローラをベースにしたコンパクトSUVモデルです。

 カローラ(セダン)のボディサイズが全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mmなのに対して、カローラクロスは全長4460mm×全幅1825mm×全高1620mmと、全長こそ若干短くなったものの、全幅と全高が一回り大きくなったことで後席や荷室容量も拡大されています。

 同じトヨタのSUVとしては、コンパクトクラスの「ヤリスクロス」とミドルクラスの「RAV4」の中間という絶妙のサイズで、同等サイズの「C-HR」がスタイリッシュ&スポーティ、カローラクロスは日常の使い勝手といった差別化も出来ているようです。

 そのため、カローラシリーズとしてはこれまでとは異なるユーザー層にもアプローチが可能になるでしょう。

 SUVは欲しいけれどヤリスクロスでは少し小さい、かといってRAV4では大きくて取り回しに不安があると考えていたユーザーには魅力的な選択肢となると考えられます。

2021年4月には世界で初めて水素エンジンを搭載した「カローラスポーツ」が実走行を果たした!これからも「カローラ」は進化する?
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 冒頭の登録車販売台数では、カローラに前述のツーリング、スポーツ、アクシオ、フィールダーを合算した台数で公表されています。

 また、首位を独走しているヤリスではヤリスクロスと「GRヤリス」が合わさったことで、販売台数を大幅に増やしたという例も存在。

 そのため、売れ筋のコンパクトSUVとなるカローラクロスが加わることで、かつて2001年まで連続33年間にわたり登録車販売台数1位という記録を持っていたカローラが、2021年、2022年で約20年ぶりに登録車販売台数でトップに返り咲くことも決してありえない話ではないでしょう。

※ ※ ※

 カローラが現在でもベストセラーにランクインするのは、国内でのユーザーのニーズに丁寧に対応してきたことに加えて競合車の不在が理由といえます。

 さらに、今後はカローラクロスが追加されることで、販売台数を伸ばすことが期待されます。

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4件のコメント

  1. 新プラットフォーム「TENGA」
    剛性感なくてグニャグニャしてそう…

    • このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
      修正いたしました。

  2. テンガはまずいでしょう!
    「Toyota New Global Architecture(TNGA)」確かにそう読めそうだなぁと気づいていたけど、明記しちゃいましたねー。

    • このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
      修正いたしました。

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